除染物について

　釜石では、普通に生活する上では、セシウムの影響もなく生活できますが、椎茸等の場合国の基準により、厳しい管理下において生産致します。その為除染を致します。除染したものは、速やかに片付けてくれるはずでしたが、最終処分場が決まらない為、仮置きという形で、ホダ場のはずれの方に影響の無いようにして、特別なシートで保管しています。このことについては、市や県の担当者と嫌になるくらい陳情致しましたが、いまだ解決していません。特に生活できるレベルの為、除染物も正確には、放射性物質でもなく、数値も低いので、普通ゴミとの見解もあり、行き先が決まりません。仮置きという名の放置です。責任の放置です。占有された土地の使用料などもありません。椎茸生産において、除染や表土の保護や、生産管理は、生産していく上では、ズ―っと続きます。

　原木椎茸露地栽培者の苦悩はいつまで続くのでしょうか。