冬の間のアートセラピー活動の記録

　ウクライナの冬が終わりました。ロシアの攻撃による電力不足が心配されていましたが、今年は何とか被害を抑えることはできたようです。HPCの代表も春が来たところで現地の様子を見てきました。

　ブチャの仮設住宅に住んでいた人々が、別の町に建設された国内避難民のための施設に移っていったりしました。ところがそこでの環境は、説明されていたとおりではなく、多くの避難民の方々がブチャに戻ってきた、とのことです。その中には、アートセラピーに参加していた子どもたちも含まれています。

　タチヤナさんも別の町に出張してアートセラピーをしたり奔走していましたが、ブチャでアートセラピーに参加する子どもたちの数は、冬の間も以前より多い水準で維持されていましたので、満身創痍です。タチヤナさんの旦那様は、まだドネツク人民共和国政府に囚われたまま。捕虜交換交渉の対象に含めてもらっているのは朗報なのですが、解放は進んでいません。タチヤナさんは、それでも希望を持って、頑張っています。

　冬の間のアートセラピーは室内で行われていました。いろいろな工夫と趣向を凝らした取り組みがなされています。戦争の終わりが見えないウクライナでは、将来への不安も広がり始めています。そんな中、アートセラピー活動は、子どもたちの心に大きな意味を持っています。

　活動の様子の写真と動画をご覧ください。

https://youtu.be/79xtNs_bfS8

https://youtube.com/shorts/R3UcVFJPP80?feature=share

https://youtube.com/shorts/8SWuf3Eauh4?feature=share

https://youtu.be/3RhPT_QnopU

https://youtube.com/shorts/3a_cYICqVJg?feature=share

https://youtube.com/shorts/lVv6TQ1rG24?feature=share

https://youtube.com/shorts/3qU-rGsMpV8?feature=share

https://youtube.com/shorts/rCWkUugA2e4?feature=share

https://youtube.com/shorts/t5VOSlqjulo?feature=share

https://youtu.be/Cow8-gmB50E

https://youtube.com/shorts/T0bUyERaSfA?feature=share

https://youtube.com/shorts/fv-GGvNaDME?feature=share