【日本の素晴らしい刺繍技術】廃れゆく日本の技術を守りたい!
【日本の素晴らしい刺繍技術】廃れゆく日本の技術を守りたい!

支援総額

329,100

目標金額 300,000円

支援者
27人
募集終了日
2023年9月1日

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2023年08月16日 18:28

刺繍屋の社長に出会いとプロジェクトを始めたきっかけ

こんにちはYです。数日前まで世の中はお盆でしたね。

僕はここ数日、実家に帰ってゆっくり過ごしていました。

なんと昨日の今回のプロジェクトの目標金額を達成しました!

始まって1ヶ月、どうなるかと思っていましたがなんとかひとまず成功ということで、、

メンバー全員で喜んでいます!支援してくださった皆さん本当にありがとうございます。

 

image.jpeg

 

一応、次のネクストゴール(追加の目標金額)を設定できるようで

次の目標は50万円です!

皆さん応援引き続きよろしくお願い致します。

 

さて今回は、今回刺繍をお願いしている、刺繍屋の社長とプロジェクトをするまでのきっかけをお話ししたいと思います。この社長がまた面白い人で、、

出会ったのは前職の時に生地屋時代、 お付き合いのあった顧客さんに刺繍が入ったマスクを作りたいという要望を受けて、同じ営業の方に紹介してもらったのがそこの刺繍会社になります。

 

最初はただ生地を売っているだけだったので、あんまり社長とも電話でのやりとりしかしてませんでした、

そんな中一度、自分のお客の提案用に会社に遊びのおいでと言われ、会社に伺ってみると、

そこで見たのは、数千点を超える、刺繍サンプルでした、

今までの僕の刺繍加工のイメージは、、、大きい花柄にレース生地でいかにも女性っぽい柄ですが、

ここの会社の柄は、幾何学模様から、迷彩柄まで面白い柄が多いということです。

あと何より図案の柄が複雑で刺繍量すごい!

これはメンズのお客に提案したら絶対決まるぞ!

そんなことを思っていました。

 

まさに僕の中の刺繍のイメージがガラリ変わった日でした。

 

 

そこから、僕はアパレルブランドを本格的にするために前の会社で辞めることにし、

社長には『会社辞めて時間があるんやったら、営業の手伝いでもしてくれへんか?』

と誘ってもらい、そこでブランドをやりながら、いろいろそこの会社を出入りしてたりしました。

 

その時から僕は、『いつか社長のところで刺繍させてくださいよ〜!』とよく言ってました。

社長に言っていた、“いつか”は早くても2年後ぐらいかな〜とも思ってました。

 

だってまず刺繍の加工賃ってすごい高いんですよ!

いうなら、この加工というのは、出来上がってる生地にわざわざ糸を通して柄を作ってるということだから普通の生地にプラスで加工賃が乗っかってくるんですよ!

 

試作の段階で数十万は飛んでいくし、、

本番は、その数倍の量を作らないといけないので、資金力が何よりも必要だし、、、。

 

今の僕たちのブランドでは、そこに投資するお金なんてないしな、、、。

と思って、なかなか次の一歩が踏み出せずにいました。

 

 

そこから、営業の手伝いをしながら、その度に仕事終わりは呑みに行ったりして

あの頃は、ほぼ毎週、社長と会っている状態でした。

感覚的には自分のお父さんより一緒にお酒を呑んでる回数が多いと思います。

仕事の話から〜恋愛の話まで色々な話をしました。社長は本当に僕の若い意見でも素直に聞いてくださり、時に色々なことを教えて頂きました。

 

そして、今年の初めの方に一度社長の方から

『試作だけでも作ってみないか?』と提案を受けました。

今までは、社長から僕たちのブランドでやろうと言われたことなかったので

これはちょうどいいきっかけだと思い、刺繍加工を挑戦してみることにしました。

 

当時、自分の中で、自然の中にある柄などを調べるのにハマっていて、

今のジャケットでアニマル柄とか迷彩のような生地を作れば、パンチのあるものが出来そうだな、、と。

 

刺繍会社の資料室から自分の一番頭の中のイメージに合いそうな物をピックし、それに線の太さや柄の配置、糸の太さなどを修正を加えることで今の柄に近づけていきました。

 

そして今回の加工のめんどくささについては、既にプロジェクトで書いてる通りです。

 

〜〜〜〜〜〜

 

社長『いや、生地の厚さ的にも針通り良くないし、畝があると、生地の場所によっても刺繍針のテンションが違うから多分出来んと思うよ?』

 

僕『社長、そこをなんとか』

 

社長『えー無理〜』

 

僕『このコーデュロイに刺繍したら、刺繍箇所の毛の部分が寝るから、この生地で加工すれば、絶対おもしろいですよ!どうにか、出来ないですか?』

 

社長『うーん、数年前にやったことあるんやけど、特殊な液を染み込ませたら、もしかしたらいけるかも、、、』

 

僕『それ、やりましょう!?』

 

社長『え、まじでやんの?今の刺繍量やとどうなっても知らんで?』

 

〜〜〜〜〜〜〜〜

 

と半ば強引にやった結果なんとかできました!

 

 

ですが、試作が終わって製品サンプルを作っている時

社長から連絡が来て『ごめんな、会社畳むことにしたんよ』と、、

 

正直、驚きが隠せませんでしたし、聞いた瞬間に僕の方が泣きそうになりました。

 

そして、何かお世話になった社長に恩返しができないかなと思いクラウドファウンディングのプロジェクトに掲載することにしました。

万が一、このプロジェクトでいっぱい支援金ががつけば会社自体が復活するかも、、、。そんな淡い期待を込めて、、。

 

以上がプロジェクトを始めてきっかけになります。

面白い加工や、すごい技術を持っている職人や工場や日本の繊維産業にはたくさんにあるのに今の世界情勢の影響や後継者不足などにより、ここ数年で価値のある会社がたくさん無くなっていっているということが本当に勿体無いと思います。

僕たちはまだまだ小さいブランドで今回も決して多くの発注ができたわけではないですが、この衰退していく産業に何か一石を投じれないか、何か役に立てることはできないか?と日々思っています。

 

このプロジェクトがきっかけに皆さんの中で、へぇー!日本の繊維産業って実はこんなにすごいんだ!

と消費者の心の中で何か変わるきっかけになればなと思います。引き続き頑張っていきます!

 

 

https://www.instagram.com/aaaattttoooozzzz4/

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

リターン

500+システム利用料


エンブロイダリーレース ミニ缶バッチ 32mm 

エンブロイダリーレース ミニ缶バッチ 32mm 

32mm 缶バッチ
製品を作った残りの布で缶バッチを作りました。
取る場所によって刺繍の入り方が違うので一つ一つ個性があります。

申込数
1
在庫数
99
発送完了予定月
2023年10月

1,100+システム利用料


エンブロイダリーレース 缶バッチ 58mm

エンブロイダリーレース 缶バッチ 58mm

58mm 缶バッチ
製品を作った残りの布で缶バッチを作りました。
取る場所によって刺繍の入り方が違うので一つ一つ個性があります。

申込数
6
在庫数
94
発送完了予定月
2023年10月

500+システム利用料


エンブロイダリーレース ミニ缶バッチ 32mm 

エンブロイダリーレース ミニ缶バッチ 32mm 

32mm 缶バッチ
製品を作った残りの布で缶バッチを作りました。
取る場所によって刺繍の入り方が違うので一つ一つ個性があります。

申込数
1
在庫数
99
発送完了予定月
2023年10月

1,100+システム利用料


エンブロイダリーレース 缶バッチ 58mm

エンブロイダリーレース 缶バッチ 58mm

58mm 缶バッチ
製品を作った残りの布で缶バッチを作りました。
取る場所によって刺繍の入り方が違うので一つ一つ個性があります。

申込数
6
在庫数
94
発送完了予定月
2023年10月
1 ~ 1/ 7


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