宮大産婦人科外来の願い:全ての患者に寄り添える特別な場所でありたい
宮大産婦人科外来の願い:全ての患者に寄り添える特別な場所でありたい
宮大産婦人科外来の願い:全ての患者に寄り添える特別な場所でありたい 2枚目
宮大産婦人科外来の願い:全ての患者に寄り添える特別な場所でありたい 3枚目
宮大産婦人科外来の願い:全ての患者に寄り添える特別な場所でありたい 4枚目
宮大産婦人科外来の願い:全ての患者に寄り添える特別な場所でありたい 5枚目
宮大産婦人科外来の願い:全ての患者に寄り添える特別な場所でありたい
宮大産婦人科外来の願い:全ての患者に寄り添える特別な場所でありたい 2枚目
宮大産婦人科外来の願い:全ての患者に寄り添える特別な場所でありたい 3枚目
宮大産婦人科外来の願い:全ての患者に寄り添える特別な場所でありたい 4枚目
宮大産婦人科外来の願い:全ての患者に寄り添える特別な場所でありたい 5枚目

寄付総額

7,210,000

目標金額 5,500,000円

寄付者
286人
募集終了日
2023年11月29日

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2023年11月27日 10:21

クラファンコラム企画:私の想い(押川笑子)

 

患者さんやご家族の気持ちを受け止め、想いに寄り添う

 

「みんなの場所プロジェクト」を応援してくださる皆様、心より感謝申し上げます。宮崎大学医学部附属病院 外来副看護師長の押川笑子です。


私は「全ての患者さんに寄り添える特別な場所でありたい」という産婦人科外来の願いをもとに、「心落ち着く環境とは・・」「待ち時間を快適に過ごせるようにするには・・」と今回のプロジェクトでは「患者さんとご家族の立場になって考える」ことを大切にしながら活動させていただいております。

 

私は今から8年程前に病を患い、長期間の入院、外来通院を行っていました。看護師という立場から一転して患者となり、辛い治療や入院生活を送ることになりました。私には2人の娘がおり、当時は5歳と10歳でまだまだ甘えん坊でした。夫や娘に心配させないように母親として強い自分でいないといけない・・と家族には弱音を吐けませんでした。


入院中や外来受診時は、いつも心が落ち着かず、不安で苦しい気持ちを看護師さんに吐露することが多くありました。とにかく「私のつらい気持ちを誰かに聞いて欲しい。ただ共感してほしい。」という思いでいっぱいでした。不安と恐怖で押し潰されそうな時、病棟や外来の看護師さんの「気持ちを受け止め、思いに寄り添う姿勢」に私は何度も救われてきました


「患者」という経験は、辛い思い出ではありますが、「患者さんの気持ちに寄り添い、患者さんの立場になって考える」という私の看護師人生で貴重な経験となり、自らの看護を振り返ることができました。また、「患者さんやご家族の気持ちを受け止め、想いに寄り添う」という看護師としての私の「信念の維持」に繋がり、私の強みになったかなと思っています。

 

 

患者としての自分の経験から私にできること


患者支援センターで勤務していた時に、子宮頸がんの患者さんの在宅療養に向けた退院調整を行いました。患者さん(以下Aさん)は40代で、治療の効果が乏しく、緩和治療への移行となり余命半年以内という辛い宣告を受けた4歳と6歳の娘さんをもつ母親でした。残された時間を少しでも長く家族と過ごし、母親としての役割を果たせるように医師、緩和ケアチーム、病棟看護師、外来看護師と連携して「早く自宅に帰って家族と過ごしたい」というAさんの思いに寄り添い、安心・安全、安楽に患者さんが過ごせるように在宅調整を短期間で行うことができました。

 

調整を進めるにあたり、私はAさんの体調に合わせて、何度も病室を訪れました。それは、退院支援看護師という役割だけではなく、「娘を持つ母親である患者」という自分の経験から何かできることはないかな・・という思いがありました。

 

何度も会いにいくなかで、Aさんは「自宅には帰りたい気持ちが強いが医療機関から離れることへの不安と葛藤、娘に対する思い、病状が進行していくことへの恐怖を流涙しながら思いを表出してくれました。私はAさんが話を終えるまで傾聴し、同じ母親として辛く、計り知れない気持ちであることに寄り添い、共感しました。それから退院までは娘さんのこと、家族のことなどたくさんの世間話をしました。

 

退院日にAさんに会いにいくと「色んな話がたくさんできて気が紛れました。一人だと色々考えてしまうので嬉しかったです。ありがとうございました。」という嬉しいお言葉をいただきました。自分の看護に対する患者さんからの言葉は、自分の看護師としてのモチベーションアップに繋がっています。

 

 

患者さんやご家族の表情から思いを汲み取り、関わることをこれからも日々、大切にしていきたい

 

産婦人科外来には多くの患者さんや妊産婦さん、そのご家族が来院されます。その中には、たくさんの不安を抱えた方、体調のすぐれない方、誰かに話をきいて欲しい方・・など状況はさまざまです。

 

「患者」となった私の経験から、待合室にいる患者さんやご家族の立場になって気持ちを考えてみると「検査結果は大丈夫かな・・呼ばれるのが怖いな・・」「赤ちゃんは元気に育ってるかな・・」「体調がきついから横になりたいな・・」などさまざまな不安や思いを抱えながら診察を待つ時間は、すごく長く感じます。私は自分の経験からも一人ひとりの気持ちに気づけるよう、待合室にいる患者さんやご家族の表情から思いを汲み取り、関わることをこれからも日々大切にしていきたいと思います。

 

 

私の入院中に大変お世話になった看護師さんたちと一緒に写真を撮りました。

    

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今回のクラウドファンディングでは、患者さんや妊産婦さん、そのご家族の大切な声をもとに、待ち時間が少しでも快適に心穏やかに過ごせる場所をみんなで作っていきたい!!という思いで取り組んでいます。

 

皆様からのたくさんの応援メッセージが私達の原動力となっています。「全ての患者さんに寄り添える特別な場所」の実現化に向けて、チーム一丸となって一生懸命取り組んでまいります。今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。

 

ギフト

5,000+システム利用料


alt

【応援コース】5,000円

・お礼メール
・活動報告書
・寄附金領収書 

※寄附金領収書は、2024年2月末までに送付します。領収書の日付は、READYFORから宮崎大学に入金のある2024年1月10日(水)の日付となります。そのため、2024年の確定申告で申告をお願いいたします。
※寄附金領収書の宛先は、ご寄附時にギフトお届け先欄に入力いただいたご住所・お名前となります。

申込数
76
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年3月

10,000+システム利用料


alt

【応援コース】10,000円

・お礼メール
・活動報告書
・寄附金領収書 
・クラウドファンディング専用ページにてお名前掲載(希望制)

※寄附金領収書は、2024年2月末までに送付します。領収書の日付は、READYFORから宮崎大学に入金のある2024年1月10日(水)の日付となります。そのため、2024年の確定申告で申告をお願いいたします。
※寄附金領収書の宛先は、ご寄附時にギフトお届け先欄に入力いただいたご住所・お名前となります。

申込数
132
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年3月

5,000+システム利用料


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【応援コース】5,000円

・お礼メール
・活動報告書
・寄附金領収書 

※寄附金領収書は、2024年2月末までに送付します。領収書の日付は、READYFORから宮崎大学に入金のある2024年1月10日(水)の日付となります。そのため、2024年の確定申告で申告をお願いいたします。
※寄附金領収書の宛先は、ご寄附時にギフトお届け先欄に入力いただいたご住所・お名前となります。

申込数
76
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年3月

10,000+システム利用料


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【応援コース】10,000円

・お礼メール
・活動報告書
・寄附金領収書 
・クラウドファンディング専用ページにてお名前掲載(希望制)

※寄附金領収書は、2024年2月末までに送付します。領収書の日付は、READYFORから宮崎大学に入金のある2024年1月10日(水)の日付となります。そのため、2024年の確定申告で申告をお願いいたします。
※寄附金領収書の宛先は、ご寄附時にギフトお届け先欄に入力いただいたご住所・お名前となります。

申込数
132
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年3月
1 ~ 1/ 8


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