【2024年12月】マンスリーサポート実施報告

2024年12月8日、今年最後のマンスリーサポートを実施させていただきました。

 

８時半AM、スラスターチャン小学校。

 

月初め日曜日の朝、すでに皆様には慣例となっています。

 

いつものように、Sophat先生と保護者と子どもたちが待っていてくれました。

 

 

さて、皆さん、今日は、カンボジアの生活保護のシステムをご紹介します。

 

こちらは、政府が発給する貧困者の認定証です。

 

 

この認定を受けた人は、義務教育就学対象の扶養者への奨学金を受け取る権利を得ます。そのうえで、地域コミューンと学校側の審査を受けて、初めて奨学金を受け取ることができます。

 

こちらが、日本語訳です。

 

 

この奨学金受給制度、全員がもらえるわけでもなく、各コミューン人数限定なのです。例えば、ボンクナー小学校では、全校500名のうち、20～30世帯ほどです。

 

その枠に入ることのできない子どもたちも大勢いるのです。

 

 

さて、彼らが受け取れるその奨学金の額ですが、月当たりいくらだと思いますか。

 

・・・・・。

 

・・・・・。

 

答えは、５$です。

 

ですから、皆様方からの支援が、彼らにとっていかにありがたいものかご理解いただけるものと思います。

 

 

貧困世帯数は、実際にはもっといるために、本当は、人数枠をさらに増やしたいところではありますが、現在のマンスリーサポート支援で集められる月当たりの総額は、

 

226$（2024年12月10日為替レート適用）

 

です。

 

25名の支援対象者にかかる費用は、12月は350$でした。

 

 

やはり、支援の充実にはお金の援助が欠かせません。

 

今後も、一人でも多くの方にご賛同をいただき、支援枠の拡大を目指していく所存です。

 

 

2025年も引き続き子どもたちとご家族に温かいご支援をいただきますようお願い申し上げます。

 

年の瀬も押し迫ってまいりました。

 

皆様方のご健康とご多幸をお祈りしております。

 

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