屋根とリメイクベンチの着工のお知らせと個別指導の様子

 

いよいよ屋根とリメイクベンチの工事が開始しました。

 

屋根を設置する予定のベンチでは、耳と言葉が不自由な生徒の個別指導を行っております

 

彼女は、毎日学校に来て勉強を続けています。カンボジアの村には、聾学校などはないためこの子は公立の小学校でみんなと一緒に学んでいます

 

 

カンボジアは教師が足りていない現状があるので、先生方もクラスの生徒達を見ることに忙しく個別でサポートすることは難しいです。

そのため、月曜日と金曜日の約２時間ずつを私とボランティアスタッフの方で彼女に個別指導を行っております。今は数字の記号と個数の概念を一致させるために、日本から送っていただいた算数ボックスを活用しながら教えています

 

他にも一緒にぬり絵をやったり、折り紙をやったり、彼女のペースに合わせて進めています。貧困家庭でもある彼女は、両親はいなくおばあちゃんと暮らしています。どうか彼女が勉強をあきらめることなく、彼女ならではの学びの楽しさを見つけてほしいなと思います

 

私たちも毎回、試行錯誤しながら彼女に何ができるかを考えています。

 

大好きな友達と休み時間遊ぶ姿はとても微笑ましく、この先この子達が将来別々の道を進んでもこの村で見た光景は忘れないでほしいなと思います

 

私はこの子から沢山のことを教えてもらいました。子ども達からは常に学びをもらっています。少しでもこの子達にそのお返しをこれからもしていきたいなと思っております