このプロジェクトの残り日数は・・・あと13日！

長いと思っていた約２ヶ月のプロジェクトも残すところ2週間を切りました。

iQの潜在性を追求、そして小規模会社が大きな仕事が可能、というプロセスのサンプルとして立ち上げたこのプロジェクト、応援の程よろしくお願いいたします。

 

スポーツ走行だけではなく、先日のオフ会会場までの移動時の、不安定な路面条件下での安心安定感の享受など色々なメリットの多い機械式LSD。

是非、色々な方に体感していただきたいですね。

 

 

でも、LSDといえばモータースポーツを抜きにしては語れません。

 

そこで、公道競技のラリーとヒルクライムレース車両の車両とiQを比較してみました。

 

比較したのは運動性能に結びつくホイルベース（前輪軸と後輪軸の距離）とトレッド（左車輪の幅中心から右車輪の幅中心の距離）の比率です。

ホイルベース÷トレッド

 

おもしろいことに、どの車も1.4前後でした。

 

ヒルクライムレース用のiQと同じ小型FF車の代表格ゴルフ1ベースの300ｍｍオーバーフェンダー付き
ホイルベース：2400ｍｍ
トレッド幅：最大1650ｍｍくらい？
比：～1.45

 

Air Repair iQ
ホイルベース：2000ｍｍ
トレッド幅：最大1460ｍｍ（実測値7J　205幅タイヤ）
比：1.37

 

ランチャストラトス（ご存知Gr-4のラリー専用マシン）
ホイルベース：2180ｍｍ
トレッド幅：最大1460ｍｍ（コンペティツォーネ/競技用車、だともっと広いか？＋100ｍｍ？）
比：1.49（コンペティツォーネ1.4）

市販車としてはBMC時代のMINI
標準車が1.498
トレッドの広いクーパーSだとおそらく1.4あたり・・・

 

おもしろいとされている車は全て1.4あたりに集まっています。

これは単なる偶然でしょうか？

いや、違うと思います。

 

LSDが装着されたうえで、公道という先の読めない場所をステージとして戦う、ラリーやヒルクライムレースで要求される、運動特性の具体化された比率だと思うのです。

 

そして、それは操る楽しさにも結びついているのだと思います。

 

iQ用LSDの開発量販を目標に掲げ、iQのオーナー様へのLSDの供給や今後の部品開発はもとより、コーチングにより事故を防ぐこと、小規模会社がモノを造り出すといった実例を作る、といった目的の本プロジェクト。

 

残り僅かの日数ですがよろしくお願いいたします。