二回目のサーキットテストが終わり・・・

昨日、試作LSD（リミテッドスリップデフ）を搭載して二回目のサーキットテストを行いました。

 

本来ならば、ジムカーナ走行テストも行いたいのですが、シーズンオフで走行できる場所がないのが辛いところです。

 

しかし、生きたデーターを取ることが出来て、一般的なドライバーさんでスポーツ走行ドライビングが好き、もしくは始めたいという方には丁度いいレベルのLSDになっていると実感することができました。

 

また、よりレベルアップした仕様も可能ということも解りました。

 

さて、トヨタiQ用の機械式LSDがこの世に存在しないことに加え、大手メーカーや自動車メーカーがやらないiQ用のLSD開発。

 

どこもやらないのならば、私（Air Repair株式会社）がやろうじゃないか！

工学基礎が解り、競技ドライバーでなければできないLSD開発。

 

LSDだけではなく、理論やアイディア捻出は、当社のような小規模事業者でもできますが、機械加工（特に強度と精密さが必要な部分）については当社だけでは無理なんです。

 

生産設計と共に請け負ってくれる会社を探さなければいけません。

 

最初は人脈を伝って話をして同時に自分の足で調査し、興味を示してくれるところに対してプレゼンをして、ロット数量や製造金額を調整。仕様の打ち合わせも同時に・・・

 

今まで、そうやって出来上がった試作品を、デモカーで実証試験をしながらリリースしてきました。

 

そして、その集大成が本プロジェクトのLSD量産化。

自動車メーカー傘下以外の小規模零細がどこまでできるか！？

そういう思いもあっての本プロジェクトです。

 

最後まで暖かく応援してください。