【人とロボットの共存】ロボットを活用したアカウミガメの保護活動

【人とロボットの共存】ロボットを活用したアカウミガメの保護活動
【人とロボットの共存】ロボットを活用したアカウミガメの保護活動 2枚目
【人とロボットの共存】ロボットを活用したアカウミガメの保護活動 3枚目
【人とロボットの共存】ロボットを活用したアカウミガメの保護活動 4枚目
【人とロボットの共存】ロボットを活用したアカウミガメの保護活動 5枚目
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支援総額

1,152,000

目標金額 1,000,000円

支援者
113人
募集終了日
2024年8月21日

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プロジェクト本文

 

<第一目標金額達成のお礼とネクストゴールについて>

 

この度は、100名を超えるご支援者様のお力添えで、目標金額を達成することができました。

このクラウドファンディングを通して、ご支援者様の熱い思いを感じることができ、感謝しています!

 

残り日数は僅かですが、ネクストゴールを設定させていただきます。ページ本文でも記載している通り、プロジェクト全体にかかる費用は約500万円です。残り期間で150万円を目指したいと思っています。

 

・ロボット本体導入費用(地図作成、教習等込み):330万円

・実証実験向けベースロボットの改造費等:130万円

・会場費・人件費等:40万円

 

※仮にネクストゴールを達成しなかった場合、不足金は自前で捻出しプロジェクトの実施を致します。

 

また、28日9時頃より、ロボットでの実証実験を実施させていただきます。ご支援者様のご都合がつくようでしたら、ご見学に来ていただけると幸いです。引続き、よろしくお願い致します。

 

 

はじめに

 

株式会社Suzakは、ドローンを中心としたコンサルティング会社です。 

 

株式会社Suzak
※前列中央が代表取締役の田口(株式会社Suzak)です。

 

弊社は、数多くの企業様や自治体様からドローンに関するご相談を受けています。ドローンとは、一言で言うと、自律・無人で動くロボットです。ドローンは空を飛ぶイメージが強いと思いますが、陸や海で活動するものも含まれます。

 

今回の「九十九里浜の自然を守る会」様からのご相談では、自走式ロボット(REACT株式会社様製)での支援活動を立案しました。その理由としては、海辺のため風が強いこと、人がいること、飛行させるための許認可が必要なことに加え、雨でも利用できること、また地域の皆さまでの他用途でのシェアリングが可能であることなどを踏まえ、シンプルに完結する陸上利用が最適であると考えました。

 

 

プロジェクトを立ち上げたきっかけ

 

依頼者様からのメッセージ動画

~九十九里浜の自然を守る会~

 

 

「九十九里浜の自然を守る会」様においては、アカウミガメの上陸・産卵確認を目的として、70代の高齢ボランティアが毎朝5時から約6kmの砂浜で活動しています。

 

砂浜のパトロール

 

この活動は非常に体への負担が大きく、このままでは、レッドリスト(環境省が発行する絶滅の恐れがある動植物の一覧)に掲載されているアカウミガメ、コアジサシ等の希少動物について、産卵・孵化の保全及び状況のデータ収集活動が、継続できなくなる恐れがあり、ロボットとの共存をご提案させていただきました。

 

弊社Suzakのメンバーもこの活動がどれだけ大変かを知るため、実際に朝5時からの活動に参加し、思いを共有させていただきました。

 

「九十九里浜の自然を守る会」様の主な活動内容は以下の通りです。

 

<活動内容>

・アカウミガメの上陸・産卵・孵化等の確認調査及び保護活動

・希少種コアジサシ等の巣営保全監視活動

・希少植物の保護、保全活動

・定期的な海岸、砂丘地域内の海岸環境美化活動の実施

・千葉県条例に基づく九十九里浜の車両等乗入れ規制の啓蒙活動

・九十九里浜地域自治体、自然環境保護団体等と連携した活動と情報交換会の実施

 

九十九里浜の自然を守る会

 

 

アカウミガメとは

 

アカウミガメは太平洋、インド洋、大西洋の温帯から亜熱帯域にかけて生息し、産卵時期以外は沖合に住んでいます。

貝やヤドカリなどの硬いものを好んで食べるために、顎の力が強く、頭が大きいことが特徴ですが、藻やクラゲなども食べる雑食性です。

 

卵は海の中では死んでしまうので、母ガメは産卵のために砂浜に上陸するのです。  

 

ウミガメ_海中

 

日本は北太平洋で唯一の産卵地で、鹿児島県が最も多くの産卵件数(1万ヵ所以上)を報告しています。アカウミガメが産卵できる北限は福島県ですが、ここ千葉県白子町も産卵地です!

 

産卵時期は、5月から8月です。一匹の母カメは500個以上の卵を持っていて、1回に120個前後のピンポン玉大の卵を産み、1~2週間の間を空けて3~5回で全ての卵を産みます。一度産卵した翌年は産卵をせず、次の産卵までは2~3年の間が空きます。

 

ウミガメの卵

 

孵化した子ガメは、約2日間、餌も食べずにひたすら沖に向かって泳ぎ続けます。孵化から30年近くたたないと産卵しません。孵化から30年まで生息する確率は、1/1000以下と言われていますので、絶滅危惧種となっています。

 

皆様のお力をお借りし、白子町全体で絶滅危惧種「アカウミガメ」の産卵を応援したいと思っています!

 

 

プロジェクトの内容

 

<実施内容>

◆アカウミガメの上陸・産卵確認の保護活動をロボットと人間が協力して行う実証実験を実施する。

◆足跡とボディピットを自走式ロボットで探す。

 

アカウミガメは夜半頃に上陸します。上陸の際、キャタピラー状の足跡を残すのが特徴です。アカウミガメは適当な産卵場所を見つけると前足でサークル状の窪み(ボディピット)を掘ります。

 

うみがめの足跡

現状はこの足跡とボディピットを人間の目視で確認している状況です。

 

今回の実証実験では、ロボットに砂浜を自動走行(地図を読み込んでコースを設定)させ、搭載したカメラで映像を取得。取得した映像を早送りで人が確認し、その映像の位置情報に基づき、人が実際に足跡を見つけられるかという実験を行います。

 

次年度以降は、このオペレーションをより進化させ、自動走行中にAIが画像解析を用いて足跡の有無を判断し、即通知するような仕組みづくりを計画しています。

 

<運用の流れ>

◆ボディピットを見つけたら、柵を作って周囲への告知を行い、保護します。

ボディピット

 

◆産卵を確認します。

 

◆上陸・産卵確認の保護活動までできれば、このように孵化します。

 

今回の自走式ロボットは、ウミガメの保護活動以外にも、多用途で地域内でのシェアリングができます。

 

想定されるシェアリング用途①

毎月第一日曜日に実施している海岸・砂丘等のごみの不法投棄監視、マナー啓発活動での使用。ごみ拾いをしている方の後ろを自動追尾する機能で、人がごみの運搬を行うことなくごみ拾いの負担を大幅軽減できます。

 

ごみ拾い②
ごみ拾い②

 

◆想定されるシェアリング用途②

白子町の名産である「新たまねぎ」の収穫に活用。白子町の名産である「新たまねぎ」は甘くて美味しいと人気の旬の食材。収穫時期は4月~5月のため、ウミガメの産卵と時期も被らず、ロボットのシェアリングが可能です。

 

新たまねぎ収穫① 

 

皆様からいただいたご寄附は、アカウミガメの上陸・産卵確認の保護活動のために、「九十九里浜の自然を守る会」様、白子町様と連携して大切に使わせていただきます。

 

<費用の一覧> 
・ロボット本体導入費用(地図作成、教習等込み):330万円
・実証実験向けベースロボットの改造費等:130万円

・会場費・人件費等:40万円

 

最大目標の500万を達成した場合、ロボットを「九十九里浜の自然を守る会」様および白子町様へ寄贈します。

 

<今後のスケジュールについて>

2026年3月完成、2026年4月本格始動予定を計画中です。

 

今回の実証実験で使う自走式ロボットのベースはこちらになります。これを改良して使用する予定です。

 

 

 

プロジェクトの展望・ビジョン

 

少子高齢化社会が進む中で、持続可能な活動として実施するにはどうすべきか?

 

人に依存する、しかも善意のボランティアに、また高齢者中心に活動することは避けるべきだと考えました。

 

ロボットで実現可能な部分を取り入れ、人への依存度を下げ、幅広い年齢層が社会貢献したい、地域に関わりたい、また健康的に参加したいとなるような仕組みを描き、ロボットと人との共存を目指します。

 

その中で、ロボットと人との役割をより明確にしていき、柔軟かつ持続可能な活動の在り姿を目指したいと考えます。

 

ロボットは、アカウミガメの上陸・産卵確認の保護活動だけでなく、3月から12月までの第一日曜日に実施している海岸・砂丘等のごみ拾い活動への参加や、地元名産の新たまねぎの収穫運搬にも活用します。町内の負担となっているシーンに投入することで、ロボットと人との共存による暮らしやすい町へと導きます。

 

今回はロボットにどこまで任せるか、人がどこまで関わるかの課題抽出を行うために実証実験を実施します。次年度以降にその課題を解決させた機能・役割で、持続可能な活動を検討し、ロボットと人との共存による暮らしやすい町へと導きたいと考えております。

 

アカウミガメの上陸・産卵確認の保護活動を中心とし、地域ごとに抱える課題・高齢化社会の中、ロボットとの共存を図る持続可能な活動を新しく切り拓く一歩としていきたいと考えております。

 

是非みなさまのご支援をよろしくお願いいたします。

 

 


※九十九里浜の自然を守る会様、REACT株式会社様からプロジェクトを行うこと、名称掲載を行うことの許諾を取得しております。土地権利者の方より、本活動の許可を取得しております。
 

プロジェクト実行責任者:
田口直樹(株式会社Suzak)
プロジェクト実施完了日:
2026年4月30日

プロジェクト概要と集めた資金の使途

株式会社SuzakとREACT株式会社及び九十九里浜の自然を守る会は、千葉県白子町において、「九十九里浜の自然を守る会」の活動一環として、アカウミガメの上陸・産卵確認を持続可能な活動とするため、自走式ロボットを使って人的ボランティア組織への依存度を下げるロボットとの共存を目指す課題抽出の実証実験を実施します。集まった資金は、ロボット本体導入費用(地図作成、教習等込み)に330万円、関連改造費等に130万円、会場費・人件費等に40万円に使用します。

リスク&チャレンジ

プロジェクトに必要な金額と目標金額の差額について
自己資金にて補填を行います。

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リターン

3,000+システム利用料


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【3,000円】応援コース

・ご支援感謝のメールを送付いたします。

申込数
74
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年10月

10,000+システム利用料


【10,000円】応援コース

【10,000円】応援コース

・ご支援感謝のメールを送付いたします。
・白子町の新たまねぎを郵送いたします。

申込数
42
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2025年5月

3,000+システム利用料


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【3,000円】応援コース

・ご支援感謝のメールを送付いたします。

申込数
74
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年10月

10,000+システム利用料


【10,000円】応援コース

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・ご支援感謝のメールを送付いたします。
・白子町の新たまねぎを郵送いたします。

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