地球交響曲ガイアシンフォニー第一番~第九番の自主上映会を屋久島で!
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支援総額

62,000

目標金額 60,000円

支援者
10人
募集終了日
2025年3月27日

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2025年03月14日 09:15

虚空の音「天然空洞木 ディジュリドゥ」KNOBさん

地球の子宮と繋がる音=突然、激しい風が吹き荒れ、雲が湧き、吹き上げる噴煙と入り交じり、あたりは白い世界へと変貌した。

 

ディジュリドゥの音を、目を閉じて生まれて初めて聴いた人は何を連想するだろうか。地中から湧き出てくるマグマの音、それとも地震前の地鳴りの音、私は深海から響き渡ってくるザトウクジラの声、チベット密教の僧たちが唱える超低音のマントラを想った。

 

ディジュリドゥはオーストラリアの先住民アボリジニの人々が、大地の精霊たちと交感するために開いた媒体(メディア)である。シロアリに中身を喰われて空洞になったユーカリの木でできている。

 

ある夜、KNOBさんは自分の胸からディジュリドゥがニョキニョキと生えてくる夢を見た。仕事先のオーストラリアで初めてディジュリドゥの音を聴いて衝撃を受けてから数年が過ぎたころだった。ちなみに、そのころ彼は、テレビで有名な少年タレントグループの一員だった。この夢を見た日から、彼はこの楽器を「天然空洞木」と名付け、日本人として生まれてしまった自分が吹くべき”音”を探す旅に出た。自分の人生を遥かに超えた遠い記憶の中にある”音”を求める旅だった。KNOBさんの撮影場所には、伊豆大島三原山の噴火口を選んだ。なぜ、活火山の噴火口なのか、選んだ私にもうまく説明はできない。ただ、KNOBさんの”音”が直感的にここを選ばせた、としか言いようがない。

 

撮影予定日の前日、下見のため火口に登った。火口の淵にたどり着いたとき、突然、激しい風が吹き荒れ、雲が湧き、吹き上げる噴煙と入り交じって、あたりは一寸先も見えないほどの白い世界へと変貌した。

 

「そうか、明日ではなく、今日、今この瞬間に撮影しろということなのか」と思った。

幸い、四輪駆動車の後部に「天然空洞木」を積んでいた。私はKNOBさんに「今すぐ、この崖淵で吹けるか?」と尋ねた。彼は「やってみます」と短く答えた。撮影は、何の打ち合わせもなく突如始まった。後に私は、その時の心境を彼に尋ねた。

「吹き始める前のことはよく覚えているんですが、その後の記憶が全くないんです」と彼は答えた。私は、第四番の出演者ジェリー・ロペスの言葉を思い出した。ジェリーはハワイ島沖の大波が作るパイプラインを通過する時「その前後の記憶はあるんだけれど、肝腎のパイプの中の記憶が全くないんだ」と答えていた。KNOBさんも、吹きながら天然空洞木の筒(パイプ)を抜けて、母なる地球の子宮へ還っていたのだろうか。音の中に般若心経が聴こえたのは幻聴だったのだろうか。

(龍村仁)

リターン

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