地球交響曲ガイアシンフォニー第一番~第九番の自主上映会を屋久島で!
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支援総額

62,000

目標金額 60,000円

支援者
10人
募集終了日
2025年3月27日

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2025年03月15日 14:48

虚空の音「弓」スピリットキャッチャー奈良 祐之

四次元空間の音=金色に輝く朝の湿原に「弓」の歌声が響き渡った時、一羽の丹頂鶴が鋭い鳴き声を上げた。

 

奈良さんの奏でる楽器スピリットキャッチャー「弓」は、聴く者の空間意識(上下左右の感覚)に変性をもたらす楽器である。もっとストレートに言えば、「重力を取り払う楽器」と言ってもいい。劇場など室内で生演奏をするとき、奈良さんは体全体を使って弓を回転させ、風を起こし、その風によって生まれた弦の唸り音の過巻流で聴く者の体をすっぽりと包み込む。すると、たちまち上下左右の感覚を奪われ、まるで無重力の宇宙空間に浮遊しているような不思議な感覚を味わうことになる。私たちの意識は、ふだん無意識のうちに地球の重力1Gに支配されている。自我の根源である「私はここにいる」という身体感覚そのものが重力によって生まれている、と言っても過言ではない。その重力から解き放たれた時、いわゆる「変性意識」が生まれるのだ。その意味で奈良さんの「弓」の音は、四次元空間の音と言っても良い。そんな音を二次元のメディアである映画で描くのだから、これは大変難しい課題であった。撮影場所に、奈良さんの生まれ故郷、北海道釧路湿原・キラコンタン岬を選んだ。2006年3月9日午前4時、気温マイナス13度。奈良さんが弓に弦を張った途端風が起こった。弓がひとりでに歌い始めた。

 

弓が風を呼んだのか、それとも風が弓を待っていたのか、ふだんは体を回転させて風を起こす奈良さんは微動だにせず、ただ、折から地平線に昇り始めた黄金の太陽に向かって、ゆっくりと2本の弓を捧げ上げた。その姿は、まさに”祈り”の姿だった。その時私は、この楽器「弓」が生まれた意味を理解したようなかがした。かつて私達の祖先は、弓を動物たちの生命(いのち)を獲るための道具として作った。しかし彼らはそれをただ単なる道具とは考えていなかった。自分たちが生きるために生命を分かち与えてくれる動物たちの霊と交感し、その時霊に感謝するための媒体(メディア)でもあったのだ。すなわち、「弓」は祈りのための神具であり、その音は動物たちの霊に語りかける言霊でもあった。

 

金色に輝く朝の湿原に「弓」の歌声が響き渡った時、一羽の丹頂鶴が鋭い鳴き声を上げた。水面を渡っていた一頭の鹿がフト立ち止まり聴き耳を立てた。天空に一羽の大鷲が現れ、「弓」の上を悠々と舞っていた。

 

「虚空の音」を聴くのは五感のすべてを解放した時生まれる”第三の耳”だ。一度奈良さんの”音”を生で聴かれることをお勧めする。(龍村 仁)

リターン

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