【恩師 雲井雅人の追悼文】

約1か月にわたり続けてまいりました堀江裕介お別れの会のクラウドファンディングも、いよいよ残り3日となりました。これまでに、延べ339名もの皆さまから温かいご支援をお寄せいただきました。

たくさんのご協力、本当にありがとうございます。

皆さまのお力添えのおかげで、お別れの会を開催するために必要な費用は無事に確保することができました。

今は、堀江裕介の想いをこれから先も長く未来へつないでいくための活動資金として、引き続きご支援をお願いしています。

最後まで、あたたかく見守っていただけましたら幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。

 

本日は、堀江裕介の師であり、今回のお別れの会の実行委員長である雲井雅人先生からの追悼メッセージをご紹介いたします。

 

堀江にとって雲井先生は、誰よりも大きな存在であり、常に目標であり、憧れでもありました。

そんな師匠から堀江へ贈られた言葉を、どうぞ心静かにご覧いただければと思います。

 

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いつまで経っても気持ちは落ち着かないままだ。埋まらないんだよ。堀江、君が急にいなくなってしまい、僕は自分の身が削がれるような思いだ。僕が伝えたこと、そして君自身が築き上げたたくさんの宝物を持ったままいなくなってしまったな。

 

去年3月にはブランデンブルグ協奏曲を共演したな。
「雲井先生、昨日は本当にありがとうございました。先生の年々深みを帯びる無二な音を浴びるたびに、自分もいつかそうなれたらと励みにしながら一歩ずつ歩んでいる気がします。44になりましたが、師の背中を見つめながら音楽ができることは当たり前のことではなく、幸せだと思っています。」

また、去年の暮れに君が指揮する「ヒム・クワイア・ラボ」とグラズノフの協奏曲を共演したよな。こんなメッセージをくれた。「先生、本当にありがとうございました。またゆっくりご連絡させて下さい。お客さん方やLABOの子たちがグラズノフをより好きになってくれたようで、本当に嬉しく思っています。先生の音は自分の原点です。一生追いかけます！」

 

 

今年1月にはこんなメッセージ。
「先生とはグラズノフやラーションなど、学生の頃から指揮で共演を重ねて参りましたが、今回が一番しっくりと来ることができたのは、一歩先生に近づくことができたのではと思っています。また先生とこのような形でお会いできるよう、頑張りたいです。」これが君からの最後のメッセージになるとは。

 

 

堀江よ、ありがとう！君からのこのような言葉が、僕を演奏家として生き長らえさせていると感じていた。堀江、君はどうなりたかったの？君はもっともっと素晴らしい音楽家になる途上だったよ。誰も辿り着いたことのないところに到達していただろう。僕はそれを楽しみにしていた。「オレが歳をとって吹けなくなったあとには堀江が吹いている」と思っていた。
君が持っていってしまったように見えるものは、みんなの心の中に残っている。君の仲間や生徒たちが受け継いでくれるだろう。僕だってまだ進むよ。

 

【堀江裕介 お別れの会 参加申し込みのご案内】

お別れの会参加ご希望の方は、下記のフォームよりお申し込みをお願いいたします。

 

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【開催概要】

• 日時：2025年5月24日（土） 15:00 開会（14:00 受付開始予定）

• 会場：春日井市民会館 大ホール

  　（〒486-0844 愛知県春日井市鳥居松町5丁目44）

• 内容：追悼演奏、関係者によるスピーチ、映像上映、献花 ほか

 

 

▶︎ 参加申し込みフォーム

https://forms.gle/dfdTRpyZxk5RHG6R7