タイ英語ディベート国際大会に19名全員で参加したい!

支援総額

1,600,000

目標金額 1,500,000円

支援者
217人
募集終了日
2025年6月13日

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2025年05月02日 17:19

【毎日更新 タイ出発まであと58日!Vol.17 (論題の読み解き)】

皆様、こんにちは。

GWも半ば、いかがお過ごしでしょうか。

お休みの方も多い中、本プロジェクトにお心を向けて応援くださる皆様方に毎日心から感謝申し上げる日々が幸せに感じております。

外出する際、「この方が応援を寄せてくださったかもしれない」と想像することも多く、筆者も自身を振り返ることができることをありがたく思えています。

引き続き、サポートチーム全員で全力で選手たちを応援していきたいと考えておりますので、今後ともどうぞよろしくお願いいたします!

 

さて、選手たち19名のタイ出発まで60日を切り、インターアクト部は今日も元気に明日開催のUSDC(Urawa Students Debating Championship)の準備を進めております。

USDCの詳細については、本活動報告の【毎日更新 タイ出発まであと64日!Vol.11 ちょっと小ネタ④ 年に一度の校内戦 USDC)】をご参照ください^_^)

https://readyfor.jp/projects/155539_green-interact2025/announcements/374240

 

明日の大会は5校21チームが参加する、なかなか大きな規模となりました。

県内の高校さんとの交流もあり、チームでおやつを持ち寄り交換などもあるようですので、筆者も何か差し入れをしようと考えております^_^

 

今回は即興型の大会のため、あまたある論題から何が出るかは試合開始の15分前までわかりません。論題発表以降はチームメイトとしか会話を許されず、インターネットの使用も禁止です。

日頃、あらゆる分野の論題について研究し、まとめた分厚いノートだけが選手の頼りとなります。その他、それぞれの知識量がモノを言うことになるのですが、そんな論題の数々をどう読み解いていくのか、本日はそのあたりをご紹介してまいります。

 

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タイ出発まであと58日!Vol.17 2025 タイ世界大会への道⑧ 〜論題の読み解き〜

 

ディベートの論題は数限りなく生まれます。

日頃身の回りで起きる事象から、国際問題、テクノロジー、環境、文化、歴史的遺産、産業、政治、宗教、教育、刑罰、、、と枚挙にいとまがなく、筆者も大会ジャッジを担当する時には事前に論題研究を行い、試合の論題が発表されてから試合開始までに肯定側、否定側両サイドで立論を作成するなどで臨みます。

 

論題が発表される時に着目すべきは、大きく以下の代表的な表現を正しく捉えることとなります。

①This house believes that 〜

(当院*は〜と考える)

②This house would 〜

(当院*は〜べきとする)

*即興型ディベートはパーラメンタリー(議会)ディベートとも呼ばれ、イギリス議会での議論をモデルにしています。

そのため、肯定側の選手3〜4人を与党、否定側の選手3〜4人を野党、と見たて、肯定側が論題提起をするという建て付けで試合を行います。

 

①は「〜という事象を良い、好ましい、と考える」というスタンスに対して②は「〜という事象について法で縛るべきことと考える」となり、②はシビアさを論じる流れとなります。

ここで②として扱うべきなのに①として「こちらの方がよい」にとどまってしまう論運びになると、「論題に対して議論内容が弱い」というジャッジをせざるを得ないこととなります。

「親亀コケたら皆コケた」にならないよう、最初から注意が必要になるわけです。

 

さて、次に着目すべきは「どんな単語が使われているか」を読み取ること。そこに隠されている議論対象や登場人物を素早く想定しなければなりません。

 

例えば、

「This House would ban combat sports.」

(当院は格闘技スポーツを法をもって禁止すべきと考える)

という論題については、

まず「ban(禁止する)」にアンテナを立てなければなりません。

禁止、ということは、「スポーツであれ、格闘技をやったらその人は罰せられる」ということと同義です。

つまり、罰則を設けてでも禁止するべき、という側と、いやいや、罰則まで設けて禁止することないでしょ、という側が議論をしていくこととなります。

 

その次に、「sports」を見てほしいなぁと筆者は考えます。

否定側は、あくまでも「スポーツ」であるので、その中でルールや枠組みにおいてやるわけだから、その上で罰則とか必要?という議論になっていきます。

一方で肯定側は、スポーツと言っても現状でルールや枠組みがあっても人命にかかわったり後遺症が残ってしまう悲劇は、選手はもちろんその家族や友人への大きな影響があり、スポーツチームの存続にも関わる話よ?と論を進めていきます。

 

さらに、「combat」とは何か、と見ていきますと、単語的には「戦闘、格闘」という意味となります。

「そもそも戦闘をスポーツにすることはどうなのか」という立場と、「スポーツとして成立している以上、プロボクシング、プロレスなどのようにひとつのビジネスにもなっている。起きてはいるが少ない事例で改善も可能なのに、禁止したらその業界に携わる人の生活が守られない」というこの先の影響を語る立場と、双方が議論を深めて行くこととなります。

その中でどちらがより良い世界に繋がる話なのか?という点をジャッジされることとなるわけです。

 

わずか6語からなる文章ですが、選手たちによって「良い世界に必要なものは何か」という深く大きな議論を生む論題は、ひとつひとつの語を丁寧に読み解くことが必要となります。

 

さあ、明日は5/3、いよいよさいたま市立浦和高校主催のUSDCの開催です!

どのような論題が出され、どのように解釈された議論が繰り広げられていくのか、今から楽しみです!

 

【次号予告:タイ出発まであと57日!Vol.18 2025 タイ世界大会への道⑨〜2025年 USDC〜】

リターン

1,000+システム利用料


感謝のメールと大会報告書(pdf)1,000円ご支援の方

感謝のメールと大会報告書(pdf)1,000円ご支援の方

サポートチームからの感謝のメールと大会参加メンバー 一人ひとりからの大会報告をまとめた報告書(pdf)をお送りいたします。

申込数
46
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2025年8月

3,000+システム利用料


感謝のメールと大会報告書 3,000円ご支援の方

感謝のメールと大会報告書 3,000円ご支援の方

サポートチームからの感謝のメールと大会参加メンバー 一人ひとりからの大会報告をまとめた報告書(pdf)をお送りいたします。

申込数
28
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2025年8月

1,000+システム利用料


感謝のメールと大会報告書(pdf)1,000円ご支援の方

感謝のメールと大会報告書(pdf)1,000円ご支援の方

サポートチームからの感謝のメールと大会参加メンバー 一人ひとりからの大会報告をまとめた報告書(pdf)をお送りいたします。

申込数
46
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2025年8月

3,000+システム利用料


感謝のメールと大会報告書 3,000円ご支援の方

感謝のメールと大会報告書 3,000円ご支援の方

サポートチームからの感謝のメールと大会参加メンバー 一人ひとりからの大会報告をまとめた報告書(pdf)をお送りいたします。

申込数
28
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2025年8月
1 ~ 1/ 4


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