畠中秀幸＆小川紗綾佳、沖縄ピザハウスで演奏する

左手のフルーティスト・畠中秀幸さん、シンガーソングライター・小川紗綾佳さんが、6月20日（金）、沖縄浦添市のピザハウス本店でディナーショーを行いました。

演奏のサポートはクラリネットの畠中さおりさんです。

筆者は初めての沖縄でした。

ドキドキ、ワクワクしながら、那覇空港に降り立ちました。

30℃を超える暑さで、汗びっしょりになりましたが、風が吹き抜けるからか、全く不快ではありませんでした。

会場はピザハウスです。

ピザハウスは、沖縄本土復帰前の1958年旧コザ市（現・沖縄市）にオープンしました。

2017年、浦添市港川へ移転。

スペイン瓦の屋根の外観で、異国情緒溢れる洋館です。

お洒落で、寛げます。

自家熟成ステーキ、金武アグーを使用した自家製生ハム・ソーセージなど、料理の味は定評があります。

Orionビールで喉を潤しながらのディナー、すこぶる美味しかったです。

スタッフの皆さんの温かい心配りで、とても居心地のよい空間でした。

食事で幸せな感情に満たされたあと、部屋を移り、演奏です。

何度も聴いている三人の演奏ですが、沖縄で聴くのは、また格別でした。

畠中さんは、2011年の脳出血により右半身が麻痺していること、特注により左手だけで弾けるフルートをつくってもらったこと、二つの異なる身体と対話しながら音を響かせていること、そして、沖縄と平和に対する想いを語り、小川さん、さおりさんと素晴らしい演奏をしました。

聴き手の皆さんは、美しい音楽に身も心もまかせながら、戦争の悲劇を思い、平和を祈ったことと思います。