各月の作品、出揃いました。１月：アマメハギ

絵とは関係ありませんが、私の生まれは青森県弘前市。子どものころ、秋田からナマハゲが遠征してきたらどこに隠れたらよいか、真剣に悩んだものです。トイレか、押し入れの中か、しかも、同じような得体の知らいないものが、岩手にも石川にもいるとその時に知っていたら、もう大変。知らなくてよかった…。

このアマメハギ、秋田のナマハゲ、岩手のスネカ、沖縄宮古島のパーントゥ等、８県10の行事からなる「来訪神　仮面・仮装の神々」として、2018年にユネスコの無形文化遺産に認定されています。

アマメハギのアマメは、囲炉裏や火鉢に長くあたっているとできる火だこ（温熱性紅斑）のことを言い、これを剥ぎ取にやってくるのがアマメハギ。今ならコタツやストーブにあたっていてもアマメは出来ないかもしれませんが、怠けないでいろよ！には変わりありません。しかも怖い。うーん、大人になってよかった。  

※画像データは粗いですが、修正中です。