バンクーバー出張⑥

日々のご支援、誠にありがとうございます。

今回は、カナダの先住民であるSquamish Nationsの方への訪問についてご報告させていただきます。

カナダには、植民地化に伴い、太古の昔から住んでいた先住民がその土地を奪われ、排斥された歴史があります。正式な条約などが結ばれることなく奪われた土地や政府との関係は、カナダで現在も続く深刻な問題の一つです。

私たちは、ジャパンタウンの調査で先住民と土地の関係について触れていたこともあり、この度Squamish Nationsの方とお会いする機会をいただきました。その方はトーテムポールの作成を生業としており、お家に伺った際も、病院に贈るためのトーテムポールを作成していらっしゃいました。

先住民がどの様な生活をしているかや、政府との交渉の仕方などのお話を伺い、私たちの文化にはない考え方に深く考えさせられました。

先住民の問題は、たくさんの問題が複雑に絡み合っており、外部の人間が関わるには慎重にならなければなりません。当事者の方にお話を聞く機会は大変貴重なものとなりました。

今後とも、ご支援・応援の程よろしくお願いいたします。