異なる価値観を尊重する「ダイバーシティ トークカード」を全国に!

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異なる価値観を尊重する「ダイバーシティ トークカード」を全国に! 2枚目
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異なる価値観を尊重する「ダイバーシティ トークカード」を全国に! 4枚目

支援総額

1,260,000

目標金額 1,000,000円

支援者
120人
募集終了日
2025年11月16日

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プロジェクト本文

 

【目標達成のご報告とネクストゴールへの挑戦】

 

皆さまの温かいご支援と応援のおかげで、「ダイバーシティ・トークカードを全国に!」プロジェクトは、目標金額の100万円を達成することができました!心より感謝申し上げます。

 

そして本日より、次のステップとして【ネクストゴール120万円】に挑戦します!


いただいたご支援は、カードケースの改良と新デザイン費用として大切に活用させていただきます。

 

仮にネクストゴールの金額を達成できなかった場合、ご支援いただいた資金で実施できる範囲にて、実施はさせていただく予定でおります。

 

使い勝手がよく耐久性のあるデザインへと進化させ、多様な価値観を語り合う輪を全国に広げていきます。残り9日間、引き続きの応援をどうぞよろしくお願いいたします!

 

2025年11月7日追記

NPO法人Sharing Caring Culture

 

 

自己紹介

 

NPO法人Sharing Caring Culture(SCC)は、横浜市都筑区を拠点に、言葉や文化の壁を抱える外国人親子とともに、多文化が息づく地域づくりを進めています。

 

2014年の設立以来、「支援する・される」を超えて、外国出身者がそれぞれの個性や力を発揮できるように共に活動してきました。現在、33名の会員のうち20名が外国出身者であり、それぞれが担い手として地域で力を発揮しています。

 

母語や文化への誇りを大切にしながら、多様な価値観にふれ、互いを認め合える場をつくること。そして、日本語力にかかわらず、一人ひとりが得意なことを生かし、自信を持って地域参画できる機会を提供しています。

 

 

 

団体ホームページ:https://sharingcaringculture.org/

 

当団体は2024年度東急子ども応援プログラム助成事業として、外国にルーツを持つ子どもと地元中高生が協力し、在住外国人の声をまとめた「ダイバーシティ・トーク」カードを制作しました。

 

横浜市内の私立中高、また大学にて、このカードを用いた対話型の多文化共生ワークショップを実施し、SNSでその様子を発信したところ全国から反響をいただき、カードの増刷を検討しました。

 

具体的な事例に基づいた対話により、生徒が課題を自分ごととして捉え、多様な意見を共有できることから、今後、横浜市を超えて全国へ届けたいと考え、プロジェクトを立ち上げました。

 

 

プロジェクトを立ち上げたきっかけ

 

 

代表理事は、幼少期をアメリカで過ごした経験や、川崎市で小学校教諭として外国籍児童の担任を務めた経験を通じて、外国にルーツを持つ子どもたちが言葉や文化の壁から孤立しやすい現実を何度も目の当たりにしてきました。

 

外国にルーツを持つ子どものいじめ深刻化と学校現場での多文化理解の喫緊性       

 

 

調査によれば、外国籍児童のいじめ被害は6割にのぼり、その多くが文化や外見の違いに起因しています。今後も外国人家族の増加が見込まれる中、学校教育現場における多文化理解教育の必要性はますます高まっています。

 

教師だけでなく、日本の子どもたち自身が、身近な外国出身者の心情や課題に気づき、理解を深めることが欠かせません。  


これまで私たちは、外国出身のメンバーが講師を務める多文化交流イベントを通じて「異文化の楽しさ」を伝えてきました。しかし、それだけでは偏見や孤立をなくすには不十分だと痛感しました。そこで2024年度からは、中高生や学童とともに「こどもまんなか多文化教育プロジェクト」を始動。

 

中高生にとっては、「なぜ違いを受け入れ、尊重する必要があるのか?」という問いに向き合う機会こそ重要だと感じ、子ども自身が外国出身者の困りごとに気づき、どのように受け止めるかを考える探究的な学びを展開しました。

 

もし自分の子どもが「わからない」という理由だけで仲間外れにされたら・・・。そんな思いを胸に、私たちは一刻も早く、子どもたちが互いの違いを尊重できる学びの場を広げたいと考えています。 

 

 

 

開発のプロセス(2024年度東急子ども応援プログラム活動報告書より抜粋)

 

 

「ダイバーシティ・トーク」カードについて

 

2025年7月、SCCで活動する外国にルーツを持つ子どもとその保護者、そして青葉区の学習塾「スターグローブ」に通う中高生とともに、対話で学ぶ多文化共生カード「ダイバーシティ・トークカード」を完成させました。


同じ文化や言語の中で育つと、気づきにくい課題があります。そこで私たちは、日本在住の外国出身者が抱える想いや困りごとを27枚のカードにまとめ、「どうすれば多様な人々と共に暮らしていけるか」を考えるためのツールとして開発しました。


カードは全27枚に加え、自由に事例を書き足せる余白カード3枚をセットにし、利用する場面やニーズに合わせて柔軟に活用できるよう工夫しています。


※「ダイバーシティ・トークカード」は、2024年度 東急こども応援プログラムの助成事業として開発されました。名称およびロゴは現在、商標登録審査中です。

 

 

「ダイバーシティ・トーク」カードの使い方

 

本カードの具体的な使い方については、カードを用いた多文化共生ワークショップ「ダイバーシティ・トーク」実施ガイドブック(PDF)を用意しています。クラウドファンディングのリターンとして「ダイバーシティ・トーク」カードをお選びいただいた方には、ガイドブックのPDFデータをお届けします。

 

【ダイバーシティ・トークカードを用いたワークショップ実施ガイドブックより抜粋】

 

 

「ダイバーシティ・トーク」カードを使ったワークショップ

 

このカードを活用した対話型ワークショップは、これまで横浜市内の私立中学校や高校にて、探究学習の一環として実施してきました。


授業では、外国にルーツを持つメンバーがファシリテーターを務め、対話の前に必ず


    •    「この場に正解はないこと」
    •    「どの意見が正しいかを決めるものではないこと」

 

を伝えています。

 

さらに、


    •    全員が発言すること
    •    他の人の意見を批判・否定しないこと
    •    結論を出すのではなく、お互いの考えを聴き合うこと

 

をルールとして徹底し、安心・安全な場を確保することで、参加者が互いの意見を心地よく共有できるよう促しています。カードに書かれたリアルな体験談をきっかけに対話を進めることで、生徒たちは課題を「自分ごと」として捉え、多様な視点を交わす姿が生まれています。

 

 

エピソード1

神奈川大学附属中学校で実施したワークショップでは、日本生まれ・日本育ちのミックスルーツの子どもの体験を題材にしました。テーマは「外国人なのに、漢字が上手!」と言われたエピソードです。

 

 

生徒たちはまず個人ワークで自分の意見や感想を付箋に書き出し、その後グループで一人ひとりが共有しました。 

 

昨年11月にワークショップを実施した時点ではカードはまだ開発中だったため、完成したカード裏面の「話し合ってみよう」は、実施時と異なりますが、この体験談については、右下の写真にあるような意見が出ました。

 

 

エピソード2

横浜創英高校では、探究学習授業の導入時に多文化共生ワークショップを実施しました。冒頭では代表理事の三坂が、日本における多文化共生の現状と課題について講義を行いました。


その後、生徒たちは4〜5名のグループに分かれ、ダイバーシティ・トークカードを使って対話を実施。部活動が盛んな学校という特徴を踏まえ、関連するカードを選んで活用しました。

 

 

                                                                               

「ダイバーシティ・トーク」カードがもたらすもの

 

ワークショップの冒頭で「多文化共生という言葉を知っていますか?」と尋ねても、多くの子どもは首を横に振ります。抽象的な概念を理解するには、子ども自身が身近に感じられる具体的な事例が欠かせません。


「ダイバーシティ・トーク」カードを使ったワークショップは、在住外国人のリアルな体験談をもとに進められるため、子どもたちに共感を生み出す対話の場となります。自分とは異なる立場の声に触れることで、「他者を理解すること」「違いを尊重すること」を自然に学ぶことができるのです。


さらに、ファシリテーターを務める外国出身者にとっても、地域に参画し、自らの経験を活かして貢献できる貴重な機会となります。私たちは、テーマごとの対話の後に「外国出身者への質問タイム」を設け、生徒が自由に聞きたいことを尋ねられるようにしています。

 

こうした交流は、外国出身者自身の自己有用感を高め、地域とのつながりをより強めることにもつながっています。

 

 

【期待される成果】

 

・児童生徒への効果:

多文化や多様性を尊重する意識が高まり、誰もが安心して学べる共生社会の土台づくりにつながります。実際の事例を通して課題を「自分ごと」として捉えることで、互いの意見を聴き合い、共有する力も育まれます。

 

・教職員への効果:

多文化・多様性への理解が深まり、外国にルーツを持つ児童生徒やその家庭との信頼関係を築く大きな助けになります。

 

・外国にルーツを持つファシリテーターへの効果:

当事者が関わることで地域への貢献の場が広がり、「自分は役に立てている」という自己有用感を高めることができます。 

 

 

今回の挑戦とご支援の目的

 

私たちは、子どもも大人も自然に「違い」について語り合える場をつくるために、「ダイバーシティ・トークカード」を開発しました。

 

SNSでカード完成を報告した際には、「購入したい!」という声をたくさんいただきました。本来このカードは、教育現場でのワークショップ用に助成金を活用して制作したため、一般販売は想定していませんでした。

 

しかし、この反響を受けて「もっと多くの教育現場や地域に届けたい」という思いが強まり、今回クラウドファンディングに挑戦することを決めました。

 

実際にカードを使用する中で、漢字に慣れていない子どもや外国ルーツの方でも安心して参加できるよう、ルビをふるなどの改良が必要であることも分かってきました。今回のご支援は、この改訂版の制作費に充て、より多様な人が安心して使える形へと進化させるために活用いたします。

 

 

また、本カードを活用した「ダイバーシティ・トーク」ワークショップは、まだ実施例が多くありません。今後は小学生・中学生・高校生といった幅広い年代を対象に、どのような学びや効果が得られるかをパイロット事業として検証していきたいと考えています。

 

そのために、このプロジェクトに共感してくださる学校・教育機関・NPOの皆さまとつながり、協働を広げることで、より多くの子どもたちが安心して学べる社会づくりにつなげていきたいと願っています。

 

 

ご支援の使い道

◉カードへのルビ追加などデザイン改訂(約15万円)  

◉「ダイバーシティ・トーク」カードの増刷(印刷費:約15万円/30セット分)

◉ワークショップ実施にかかる企画運営費、進行担当1名+ファシリテーター2名の謝金、交通費

*対面実施の場合、依頼先の予算に応じて調整

 

尚、「ダイバーシティ・トーク」カードは、一般向けの販売を考えていません。本プロジェクトの趣旨を理解してくださる方に使っていただきたく、プロジェクトに共感してくださった方を仲間と考えて、お渡しさせていただく点をご了承ください。

 

カードの改良及び増刷の完了は、2025年12月末を予定しています。

 

支援者へのリターン(返礼品)

 

 

 

プロジェクトの展望・ビジョン

 

地域では、外国籍住民との文化や生活習慣の違いから摩擦が生じ、学校現場で外国にルーツを持つ子どもへの対応が後回しにされるといった課題が顕在化しています。


私たちは「すべての子どもが安心して学べる環境を整えること」を使命とし、特に外国籍児童生徒が急増している神奈川県を中心に、人権教育を通じた多文化・多様性理解を促進する取り組みを進めています。

 


開発した「ダイバーシティ・トークカード」は、教育現場での活用を想定していましたが、外国人技能実習生を受け入れる企業や、地域自治会、行政窓口など、外国出身者との関わりが生じるさまざまな場面でも役立つ可能性を持っています。

 

つまり、児童生徒や教員に限らず、地域や企業を含む幅広い人々が、このカードを通じて互いに学び合うことができるのです。


まずは学校現場から取り組みを広げ、将来的には地域や企業へと活用を拡大していきたいと考えています。対話の中で外国出身者の思いに触れることで、国籍や文化の違いを超え、人として共通する価値観に気づくこともできます。それは「分断が進む社会を変える一歩」になると信じています。


SNSの普及によって同じ考えを持つ人だけが集まり、多様な意見が排除される「エコーチェンバー現象」が強まる今だからこそ、対面で語り合い、違いを理解する場の必要性はますます高まっています。

 

 

皆さまのご支援は、子どもたちが「違いを受け入れ、尊重し合う力」を育む大きな力となります。一緒に、誰もが安心して暮らせる未来をつくりましょう。あなたの力が、この挑戦を現実に変える一歩になります。ぜひ、私たちと共に未来づくりの仲間になってください!

 

 


※プロジェクトページ内に使用している画像について、保護者より掲載許諾取得済みです。

プロジェクト実行責任者:
三坂慶子(NPO法人Sharing Caring Culture)
プロジェクト実施完了日:
2026年3月31日

プロジェクト概要と集めた資金の使途

「ダイバーシティ・トーク」カードの改良を行い、より多くの教育現場や地域に届けます。いただいたご支援金は、カードへのルビ追加などデザイン改訂(約15万円)、「ダイバーシティ・トーク」カードの増刷(印刷費:約15万円/30セット分)、ワークショップ実施にかかる企画運営費、進行担当1名+ファシリテーター2名の謝金、交通費*対面実施の場合、依頼先の予算に応じて調整に使用させていただきます。

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リターン

3,000+システム利用料


感謝のメール

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感謝のメールをお送りします。

申込数
30
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2025年12月

10,000+システム利用料


「ダイバーシティ・トーク」カード送付 10,000円

「ダイバーシティ・トーク」カード送付 10,000円

・感謝のメール

・「ダイバーシティ・トーク」カード1セット

申込数
73
在庫数
制限なし
発送完了予定月
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