8才の猫の鼻腔内リンパ腫の治療費のご協力をお願いします!
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支援総額

576,000

目標金額 500,000円

支援者
88人
募集終了日
2025年2月28日

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2025年03月25日 18:51

栄養管理と免疫

こんばんは。応援のメッセージありがとうございます。個別にお返事出来ておらず申し訳ありません。ムチ子の状態が不安定で、母娘共々疲労困憊でして、暫くお待ち頂けると幸いです

 

さて、そんな疲れ切ったムチ子と私ですが、本日9回目の抗がん剤治療のために病院に向かいました。そして血液検査でNGとなりました。

 

まず、先週の経過を報告します。

鼻のブヒブヒという音は、サイクロフォスファマイド投与翌朝まで続きましたが、その夜には収まりました。しかし強い吐き気は金曜まで続き、かなり辛そうな様子でした。そのため、自発的な食事には未だ至っていません。食欲廃絶から既に2週間経過し「再び自分で食事出来るようになるのか」という不安もあります。人間でも進行性のがん患者の8割で食欲不振による低栄養状態が見られるらしく、これには根気よく対処して行く必要がありそうです。

 

がん性悪液質では、頬骨の下、肩甲骨周辺、尾てい骨周辺の脂肪と筋肉の減少が特に顕著で、飢餓による栄養失調とは違い、いくら食べても食べても痩せて行くのが特徴です。

 

 

ムチ子は中毛猫なのであまり目立ちませんが、実際触ると骨の形がくっきり分かり、酷い痩せ方です。

 

そこで手始めに、食事内容の全面見直しと、強制給餌方法の変更を行いました。

 

私が使用したのは、これです。

ドラッグストアなどに置いてある投薬補助用の空のカプセル。

 

ムチ子はシリンジでの強制給餌や、ウェットフードを小さく丸めて口に入れたりされるのが大嫌いなため、もっとストレスフリーな食べさせ方はないだろうか?と考えて思い付きました。

 

当初カリカリを1粒1粒投薬の要領で食べさせて行こうとしたのですが、計算したところ、健康な猫と同じカロリーを摂らせるだけでも毎日500粒飲み込ませる必要があり、勿論がんの猫は健康な猫より沢山カロリーを消費しますので、これは無理だなとお蔵入りしていた方法でした。

 

ですが、先週ムチ子を病院に預けている間、ひたすらがん性悪液質対策について勉強していたところ、幾つか有益な情報を得ることが出来たため、このカプセルを使って投薬の要領で給餌出来るのではないかとドラッグストアに向かいました。

 

まず、ベースとなる総合栄養食はフィーラインナチュラルのラム&キングサーモンです。これはタンパク質:脂質:炭水化物=4:3:2に最も近い比率なので、今後も活躍して貰う予定のフードです。そこに、同じくフィーラインナチュラルのサプリ1粒。

高級なフードですが、食べ物をケチった結果病気が悪化したなどということになっては意味がないので、毎日しっかり惜しみ無く与えます。

 

そこに、これを数滴。

医療分野で注目されて久しいオメガ3脂肪酸です。オメガ3脂肪酸は、がんの転移や増殖を抑え、オメガ6脂肪酸は、がんの増殖を促進するため、がん患者に与えるフードは、オメガ6脂肪酸をオメガ3脂肪酸の半分以下の割合に調整する必要があります。

 

更に後述するアルギニンという必須アミノ酸は、RNAおよびEPAと併用することで、術後や重篤な疾患における回復を早め、免疫機能を改善するのに有効とされています。

 

酸化しやすく、作り置き出来ないのは不便ですが、これは母親の私が責任を持って行う必要のある栄養管理なので、妥協はしません。

脂肪分は多過ぎると消化不良を起こすので、少しずつ慣れさせて行きます。10kg以下の犬に1カプセルが目安なので、廃棄は大変勿体ないですがムチ子の体には1-2滴程で十分です。

 

次にこちらです。

先日、支援者様からもオススメ頂いたグルタミン。ムチ子の腸内粘膜修復と、今後の消化器毒性対策のために準備しました。

 

これ単体ですと、炭水化物過多となりますが、毎日スプーン1杯程なので大丈夫なはず。

 

こちらも後述しますが、実はこのグルタミンという物質は、ヒドロキシメチルブレートというBCAAのロイシンの代謝産物と併用することで、エイズ患者における衰弱状態を8週間で改善し、体重増加、免疫向上させたことが確認されています。

 

猫エイズに関して同じ効果があるかは不明ですが、猫エイズの子が抗がん剤治療を受けるに当たっては、免疫の維持が重大な問題の1つになりますので、8週間は継続投与予定です。

 

 

 

更に、これ。

こちらも医療分野で大変注目されているBCAA+アルギニンのサプリです。

 

BCAAとは、筋肉を構成するタンパク質の主成分である分岐鎖アミノ酸のイソロイシン、ロイシン、バリンの総称です。アルギニンはBCAAではありませんが、ロイシンと同様に低濃度で腫瘍細胞増殖を抑制することが確認されています。また、除脂肪体重の維持ということで、悪液質に対しても有効とされています。

 

つまり、アルギニン+ロイシン+グルタミンの同時摂取により、小腸のエネルギー源となり組織修復、免疫機能の維持が可能になります。また、EPA、RNAとアルギニンの同時摂取で免疫機能の改善が見込めます。サプリは効果が出るまでに時間がかかるので、長い目で見て行こうと思います。

 

更に更に、こちら。

支援者様から是非にとご提供頂いた乳酸菌サプリです。臨床試験中なので商品名は伏せるようお願いされています。

 

最後に日清のMCTオイル数滴。MCTオイルについては、日清のHPに詳しく説明があります。

 

森永のチューブダイエット青もMCTオイルが基礎となっていますが、粉状なので、混ぜると嵩が増えてしまい、ムチ子の負担になると判断し、オイルそのものを使用しています。

 

そして、いい感じに混ぜ合わせ、カプセルに詰め込みます。

ここで問題になるのは、カプセルの大きさです。小さなものから大きなものまで、全部試しましたが、小さ過ぎるとカプセルの投入回数が増えてムチ子の負担になり、人間側も気の狂いそうなカプセル詰め作業を毎日数時間繰り返すことになるため、1.01ml容量の松屋の00号に落ち着きました。

 

⚠️注意深く大量の水と共に1回1回嚥下させていかないと、カプセルが喉に貼り付いて吐き戻しします。誤嚥の可能性もありますので、試される方はご注意下さい。

 

カプセル詰めから食事完了まで、最初は1時間も掛かっていましたが、今は45分にまで短縮出来たため、ムチ子の負担も私の負担もだいぶ軽減されました。

 

勿論、自発的に食事が出来れば最高なのですが、がんに罹患すると味覚異常、嗅覚異常も生じ、寛解後も悪液質は続く可能性があるということで、もしかしたら、ムチ子の鼻は今、好物の匂いでも悪臭に感じてしまっているかも知れません。そう言った意味でも、匂いと味が広がらないカプセルでの食事は、確かに味気ないものですが、ストレス軽減にはなると考えます。

 

人間でも「食べたいけど食べれない」がん患者と、「食べさせたいのに食べてくれない」家族の間で衝突が起き、ストレスで更に悪化となるケースが多いらしいです。中々難しい問題ですが、自発的な食事に繋げるための第一段階として焦らず行きます。

 

このカプセル食事、流し込むのに大量の水を使用するので、脱水も改善されて、被毛のフワフワも復活し、少しばかりですが骨の感触が薄れ、肉が付いた気がしています。

 

本日の診療でも、体重は100g増えて2.6kg。先週は試行錯誤していたので、実際はほんの数日で100g増量に成功しました。たった100gですが、猫の体で100gはかなり大きなものだと実感しました。見た目がもう先週の診療日とは全然違うのです。

 

ただ、心配なことがありました。先週からムチ子の活動時間がなくなり、殆どベッドの上から下りないのです。日中は窓辺で日向ぼっこをするのみ。先週の水曜日の朝は、ベッドから起きることも出来ず、布団の上でおしっこをしてしまいました。

 

がん性悪液質になると、全身炎症状態なので倦怠感や疼痛などの症状も現れ、人間でも動けなくなるらしいので、猫も同じだと思い、リンパ節マッサージも日課になりました。

 

この状況を先生に伝えましたが、先生の見立てでもムチ子は元気を取り戻しつつあるようだったらしく、今週はビンクリスチン行けそうだねと話をして、血液検査に移りました。

 

そこで衝撃の結果が出ました。

先週のものと比較して頂くと分かると思うのですが、揺れ幅が凄まじいです。先週の総白血球数は33800、好中球数29406でした。今週の好中球数は、死亡ラインの500を下回っています。これは4週間前のサイクロフォスファマイド投与時の最下点と並ぶ程低い値です。

 

あの時は10日で増加に転じましたが、今回はまだ7日でこの値なので、更に減少するかも知れません。前回は死にかけたので、今回も同じことが起きるのではないかと、とにかく除菌除菌除菌除菌、空気清浄機フルパワー運転です。

 

これはサイクロフォスファマイドで死にかけたところに間を置かずにビンクリスチン、そしてまたサイクロフォスファマイドと立て続けに投与した結果、回復が間に合っていないようだと言われました。

 

そのため金曜日にまた血液検査をして、白血球数が2000以上になっていた場合、ビンクリスチンの投与となりました。

 

食事を変えたことによる効果が出て来るのは、少し先になると思います。正直物凄くシンドイです。既に私の体も悲鳴を上げていますが、ムチ子の体にはそれどころではない負担が掛かっていると思うと、早く維持期に入って欲しいと願うばかりです。先生は「気休めになるけど、これだけ副作用出てるんだから、がん細胞にもちゃんと効いてるよ。気休めだけど」と繰り返していました。ちゃんと効いている、ムチ子が必ず勝つ、生き残るのはムチ子だと、私自身にも、ムチ子にも言い聞かせています。

 

そんな感じで、抗がん剤治療は予定よりかなり押しています。抗がん剤治療経験のある支援者様が、抗がん剤よりその他の出費が凄いとおっしゃっていましたが、ヒシヒシと実感する日々です。がんとの闘いは全てを消耗しますが、この状況でもムチ子だから生きてる、この数値でもムチ子だから頑張れてる、そう思うからこそ、娘の「生きたい」という気持ちを全力でサポートしたいです。

 

私もムチ子のように強く生きたいのです。

娘は私の目標です。

 

こちらが今回の明細書です。

 

それから、ムチ子の食事用カプセルが不足しております。生活圏のドラッグストアで販売中のものは、全て購入させて頂きました。Amazonの欲しいものリストに、松屋のカプセル00号を入れておりますので、もしどなたかご支援頂けるようならば、宜しくお願いしたいです。毎日60-70個程使用するので、いくらあっても足りません。宜しくお願いします🙏

https://www.amazon.co.jp/hz/wishlist/ls/ZRMZ86PNCOTV?ref_=list_d_wl_ys_list_1&filter=all&sort=default&viewType=list

 

リターン

1,000+システム利用料


感謝のメール 1

感謝のメール 1

感謝のメールと、その日のムチ子の画像を送らせて頂きます。

申込数
29
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2025年5月

3,000+システム利用料


感謝のメール 2

感謝のメール 2

感謝のメールとその週1週間分のムチ子の画像をお送りします。

申込数
29
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2025年5月

1,000+システム利用料


感謝のメール 1

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2025年5月

3,000+システム利用料


感謝のメール 2

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発送完了予定月
2025年5月
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