プロジェクト収支と近況②

 

■ジュニアの近況

1月に始まった新学期からジュニアが無事復学できました。11月まであった痛みもなくなったそうです。

 

ジュニアの家族から伝統衣装を頂きました。

なにより気持ちが嬉しいですね。ありがたく頂戴しました。

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■宮本の近況

コロナウイルスの影響により2020年3月21日をもって日本に一時帰国しました。感染はしていませんが、自主隔離のため帰着後すぐに東京都内の施設に身を置き、まもなく2週間が経過します。ガーナへ戻る目途は立っていません。

 

■ガーナのコロナウイルス状況　※主観が入っています

ガーナでは3月12日にはじめて感染者が確認されました。4月1日現在、感染者数は195名です。

https://ghanahealthservice.org/covid19/

 

このプロジェクトでお伝えしている通り、ガーナの医療レベルは日本ほど発達しておらず、十分な治療を受けられるとは言えません。治療費が払えず、病気になっても病院に行けない人たちがたくさんいます。つまり、検査すら受けられない人がいて、水面下で感染が広がっていくことが予想されます。治療が受けられず感染したらおしまい、とウイルスを心から恐れているガーナ人も少なくないと思います。

これに伴い、自分たちへの風当たりが強くなったのも事実です。

一部の人たちにとっては「黄色・白色人種＝コロナウイルス」という捉え方になってしまい、心無い言葉や態度をとられ、ガーナで感染者が確認されて以降はいっそうエスカレートしているように感じました。これら感染リスク、治安悪化の観点から、安心してガーナに戻るには1年以上かかるのではないかと個人的には予想しています。

一方で学校の先生や生徒、自分を知っている人たちは私や日本にいる私の家族・友人のことを心から心配してくれました。本当に優しい人たちです。

 

​復学した元気なジュニアと

 

任地を発つ日、大好きな我が家のファミリーと

 

世界中どこも安心できない状況だからこそ、みんなで励まし合ってやっていくしかないと思います。

一刻も早くこの状況が良くなることを願います。

 

 

宮本直輝