
支援総額
目標金額 1,500,000円
- 支援者
- 171人
- 募集終了日
- 2017年5月17日
被災地だからではなく、本能的に嬉しいものがあるから訪れたい。
「3.11オモイデツアー」スタッフである福地裕明さんのブログより転載しました。
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荒浜・蒲生にひっそりと立つ偽バス停とクラウドファンドのお願い
今年になって、荒浜や蒲生地区を訪れていないなと思い、
久しぶりに会社帰りに蒲生の干潟と日和山に行ってみた。

行ってみてびっくり。かさ上げなどの造成工事で景色がまるで変わっていた。
日和山も、駐車場から登山口までぐるっと迂回しないとたどり着けないようになっていた。
日和山登山は、もちろん今年初めて。
山開きもしていない中での登山を申し訳なく思いながら、
一歩一歩、踏みしめながら山頂を目指しました。
そして、お目当てだったのは、登山口に設けられた偽物のバス停。
地元の芸術家・佐竹真紀子さんの手によるもの。

もともとは、荒浜地区、深沼海水浴場前のバス停跡に
偽バス停を立てたのを皮切りに、現在の荒浜地区で人々が集う場所や
かつてバス停のあったところに一つひとつ立てたもの。
荒浜を訪れるたびに、偽のバス停が新たにこさえてあって、
それがなぜか嬉しかったのです。
この偽バス停が新たなムーブメントを生み、
昨年12月の月命日に、震災の影響で廃止された荒浜行のバス路線を
一日限りで復活させたのだった。
この動きを蒲生にも広げようと佐竹さんは、
蒲生地区にもひとつ、またひとつと、偽バス停を立てているのでした。

こういった荒浜・蒲生での活動に、そんなに深いわけじゃないけど、
いつの間にか私は関わるようになってた。
本当に、人のご縁とは不思議なものです。
…そんなご縁が、さらなるご縁に繋がろうとしています。
ここで、「3.11オモイデツアー」の継続に関するクラウドファンドの
ご案内をさせていただきます。
海水浴場行きバスを再び!「3.11オモイデツアー」の継続へ
私が「3.11オモイデツアー」に参加するきっかけになったのは、
震災前後のまちの様子を写した写真データをメディアテークに
提供したときに、
20世紀アーカイブ仙台の佐藤正実さんに出会ったことだった。
メディアテークの7階であーだこーだと、
いかにして写真や映像を後世に残すかなんて話をしてるうちに、
「3.11キヲクのキロク公開サロン」や「はじまりのごはん」に
スピーカーとして駆り出され、
そのままの流れで、定点撮影プロジェクトに参加する羽目に。
そうやって関わってるうちに、いつしか、荒浜(深沼海岸)の地に立っていた。
特に、かつて荒浜に強い繋がりがあったわけじゃない。
そこに、強烈な思い出があったわけでもない。
それに、他の参加メンバーに比べて、出席率はかなり悪いけど、
「上から目線」ではなく、ただただ荒浜・蒲生地区のファンを増やしたい、
荒浜・蒲生地区にかつて人が住まっていた記憶を将来に残したい、
などといったそんな居心地の良さが気に入って、
「オモイデツアー」の参加者なんだか、スタッフなんだか分からない、
まるで蝙蝠のような存在になっていた。

芸術家・佐竹さんが立てた「偽バス停」が、
「深沼海岸前」という点から徐々に線になっていく過程で実現した
かつての仙台市営バスを走らせるツアーは、
ほぼほぼ、いの一番に手を挙げさせてもらったし、
企画会議にも参加した分、思い入れもひとしおでした。

震災でまちがなくなって、市バスが運行しなくなったところに、
偽のバス停が立ち並び、人々が集うようになって、
挙句に、そうした人々たちが声をあげたことにより
一日限りだけど、市バスを運行させられたことは、
おそらく、このまちにかつて住まわれた方々にとっては
とても勇気付けられたことだと思うし。励まされたことだと思うのです。

かつて終点だった、今回の終着点の「深沼海岸」にたどり着いた時の感動は
なんとも言い表すことができません。
この感覚が味わいたくて、私は荒浜を訪れてるんだなあ〜と気付かされました。

そして、スタッフメンバーたちの心の温かいこと。
震災後に出会ったとは思えないほど、結びつきが強いような気がします。
(これはSNSのおかげでもあるでしょうね。)
そんな「3.11オモイデツアー」ですが、仙台市の助成が外れ、
いよいよ、私たち市民の手で自主的に運営する時期となりました。
もしかすると、ここからが本当の「復興」に向けたスタート
なのかもしれません。
荒浜・蒲生が被災した地域だから訪れるのではなく、
そこに何かしら、楽しかったり、ためになったり、もてなしたり、もてなされたり、
といった本能的に嬉しいものがあるから、私は訪れたいと思うのです。

よろしければ、ぜひ、ご協力をお願いいたします。
ここまで、長文をお読みいただきありがとうございました。
(2017年4月3日)
リターン
5,000円

感謝の気持ちを込めて「オリジナル・サンクスカード」をお送りいたします。
ご支援に感謝の気持ちを込めて、美術作家・偽バス停制作者の佐竹真紀子さん作「オリジナル・サンクスカード」(※画像はイメージです)
- 申込数
- 76
- 在庫数
- 24
- 発送完了予定月
- 2017年6月
10,000円

【離れていても1年中まるごと応援コース】
①サンクスカード(偽バス停制作者・美術作家の佐竹真紀子さん作オリジナルカード)
②2017年4月はじまりカレンダー(荒浜・蒲生の昭和時代の写真と現在の定点撮影写真 御支援者のお名前入り)
③「荒浜のしなびキュウリ」(防腐剤を一切使用しない「荒浜再生を願う会」代表・貴田喜一さんが作った荒浜漬け物)
- 申込数
- 78
- 在庫数
- 21
- 発送完了予定月
- 2017年6月
5,000円

感謝の気持ちを込めて「オリジナル・サンクスカード」をお送りいたします。
ご支援に感謝の気持ちを込めて、美術作家・偽バス停制作者の佐竹真紀子さん作「オリジナル・サンクスカード」(※画像はイメージです)
- 申込数
- 76
- 在庫数
- 24
- 発送完了予定月
- 2017年6月
10,000円

【離れていても1年中まるごと応援コース】
①サンクスカード(偽バス停制作者・美術作家の佐竹真紀子さん作オリジナルカード)
②2017年4月はじまりカレンダー(荒浜・蒲生の昭和時代の写真と現在の定点撮影写真 御支援者のお名前入り)
③「荒浜のしなびキュウリ」(防腐剤を一切使用しない「荒浜再生を願う会」代表・貴田喜一さんが作った荒浜漬け物)
- 申込数
- 78
- 在庫数
- 21
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