【なぜカンボジアなのか】

今回はわたし達学生団体ONELIFEがなぜカンボジアという国に支援を始めたかについて書きたいと思います。


　　　------学生団ONELIFE------
この団体を創り上げた初代代表の大島典さん。

「学校どこに作る？」
「アフリカは遠いし、東南アジアじゃね？」
「じゃあとりあえず行って見て考えよっか」
みんなで行こうとしたが、時間もお金も足りなかった、13人が各班に分かれて1つの国に行こうと決まった。

しかしそれだと自分が行った国に支援したいに決まってる、決まらないので俺が小学生の時に読んだカンボジアの本が自分のボランティアのルーツになっていたので、カンボジアに決めた。
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初代代表が当時小学生の時に読んだカンボジアの本がきっかけだそうです。
ONELIFEがカンボジアに教育支援を始めたきっかけはここからが始まりです。


ところで、みなさんは今現在のカンボジアの教育精度や小学校の現状を知っていますか？


カンボジアの義務教育期間は小学校6年間、中学校３年間になっていてそこまでは無料で授業を受けることができます。
しかし、教科書や鉛筆消しゴムなどの文房具は自分で用意しなければなりません。

このことから、小学校に入学した子ども達が最終学年まで残る割合は男の子が41％、女の子が55％と最初の半分ほどの割合になってしまいます。
他に子ども達の就学率が低い原因には、学校設備が劣悪であることも挙げられます。
老朽化した校舎は倒壊の危険性のあるものも少なくなく、親が通わせたくないという現状もあるようです。
実際にコンクリートの校舎も増えてきていますが、トタンを貼り合わせた校舎、青空教室、トイレのない学校もあり、古くなったり、壊れても改修することができずに放置されてそのまま使用されていたりと、多くの学校が設備的な問題を抱えている現状にあります。

わたし達が建設予定の小学校も、トイレをするために家に帰る子供がいます。少しでも環境がよくなった学校に安心して通ってほしい。そこでたくさんの夢や希望、笑顔が増えてほしい。これがわたし達ONELIFEの願いです。