テキトーな服

あなたは「テキトーな服」を着る機会はありますか？

 

たとえは部屋着とか仕事着とか。

大学を卒業した直後の入社当初、私はこの２つが「テキトーな服」でした。

ついでにいうと仕事着と通勤着が一緒だったので通勤着も「テキトーな服」でした。

 

仕事に慣れないうちは休みの日は寝て１日が終わっていました。

気付いたら1ヶ月経っていました。

その時にふと気づいたんです。

「私、ずっとテキトーな服じゃん⋯」と。

当時の仕事は拘束時間含めて最低でも10時間ありました。

通勤はだいたい往復で１時間。

帰宅して部屋着に着替えご飯を食べて寝る。

朝起きてまた仕事着に着替えて家を出る生活⋯⋯⋯。

 

大学生の頃は華美な服が好きで肩や脚を露出させた服を着てヒールの高いミュールを履いていました。

自分の体型に似合う服は何か、肌の色に合う色は何か試行錯誤を繰り返しある程度の答えを見つけてオシャレを楽しんでいた大学時代と真逆の生活。　

 

オシャレに生きがいを見出してた頃とのギャップが仕事のモチベーションを削いでるのではと考え、仕事着を総入れ替えしました。

 

その時の教訓もあり、トレーニングウェアは「テキトーな服」を用意しませんでした。

自分が一番テンションが上がる「適当な服」だけを揃えました。

 

その「適当な服」も加齢や流行に合わせて日々移ろいでいます。

ひとつ芯があればその変化の振り幅も楽しいです。

 

筋力トレーニングやボディメイクは長期戦です。

ゴールもあってないようなものです。

ライフスタイルを大きく変えないと成し得ない目標になるかもしれません。

しかし服を変えることは一瞬です。

 

キャリアプランや日常生活も同じだと思います。

今の生活は不満ではない。

でも何か自分の描いてたものとも少し違う⋯。

そんなときは簡単なところから「テキトー」を「適当」に変えていってみてはどうでしょうか？

何か変化のきっかけになるかもしれませんよ✨️

 

かずさ