デザイン担当の学生がこのプロジェクトに願う事。

主にパッケージデザインを担当しています。小嶋です。

建築学・まちづくりを専攻しています。

 

 

 

私は、被災者ではありませんがこれまで何度か被災地に関わってきました。

 

被災地には、その場所に縁のない多くの人々がボランティアや仕事などで訪れます。そして、彼ら一人一人の「支援活動」があることで復興されます。

 

ですが、彼らが被災地に訪れる事で受け取るものもきっとあります。

それは、活動を通して共有される「被災者の記憶」や彼らが想いを馳せたい「まちの風景」であったり、、、、、

また、その活動を通して自分にある「想い」が芽生えたり。

 

ただ、それらは

河のよどみに浮かぶ水の泡のように『かつ消え、かつむすびて』の繰り返しであるように感じます。

 

私自身そうです。

これまで被災地を訪れる度、自分の生涯でこの場所に対して何ができるか考える時間が生まれますが、私の日常に戻った途端、すぐに消えていくのも事実です。

ただ、その時の時間が私の進路決定に大きく影響を及ぼしている、これも事実です。

 

 

このかまぼこプロジェクトのページを見て

 

『閖上』や、『被災地』を考える時間があったり、

私達の活動への共感、または、もっとこんなことできたら良いのにと想いを膨らませる時間もあると思います。

 

これらの時間は、「閖上」と「皆さん」をむすぶ時間であると信じます。

 

このプロジェクトが成立する事．心から願っていますが、こうした時間の連鎖が私達の活動を通して広がっていく事も私自身願っております。

 

少しわかりにくい表現になってしまったかもしれません…

最後になりますが、応援よろしくお願いします。

 

 

# YouTubeで「閖上」と検索すると被災前の街並みや時の移ろいを感じることのできる動画がたくさんアップされています！そちらも見ていただけると嬉しいです。

# 私のイラストを研究室の後輩が書いてくれました。

晩年の風格が漂っていますが25歳です。頑張ります。