高田歌舞伎を継いだ女役者刊行プロジェクト
高田歌舞伎を継いだ女役者刊行プロジェクト

支援総額

2,069,000

目標金額 1,300,000円

支援者
171人
募集終了日
2021年7月10日

    https://readyfor.jp/projects/55735?sns_share_token=&utm_source=pj_share_url&utm_medium=social
    専用URLを使うと、あなたのシェアによってこのプロジェクトに何人訪れているかを確認できます
  • Facebook
  • X
  • LINE
  • note
2021年06月08日 07:21

米谷春夫さんから〜深い愛郷心と記者としての熱情が書かせた一冊

私の永年の友人であり、大学の後輩でもある木下繁喜君が遂に念願の『(仮)高田歌舞伎を継いだ女役者―大津波を免れた資料から―』を発刊することとなった。かねてよりその刊行に並々ならぬ熱意を聞かされていた私としては、「とうとう、やるか?! 待ってました!」と拍手喝采だ。

 

木下君にとっては、大船渡出身でもあるモスバーガー創業者の櫻田慧氏の伝記ともいえる『モスバーガーを創った男の物語 羅針盤の針は夢に向け』(東海新報社、2011年)、自らの被災体験を綴った『東日本大震災 被災と復興と―岩手県気仙地域からの報告―』(はる書房、2015年)、『東日本大震災 住田町の後方支援―小さな町の大きな挑戦・木造仮設住宅を造った町―』(多田欣一氏との共著、同書房、2017年)に続く4冊目の著書となるが、彼を常に支配しているのは岩手県沿岸最南端に位置する気仙地域と言われる大船渡市・陸前高田市・気仙郡住田町に対する愛郷心であり、35年にもわたる地方新聞社記者としての誇り高き矜持(きょうじ)からほとばしる熱情の賜物であろうと思っている。
彼は、東日本大津波発災の2年後に定年を迎えたものの、そこから不死鳥の如くに3冊の本を発刊するという離れ業をやってのけ、しかも故郷大船渡を離れ東京に転居しての文筆活動は、「ふるさとは遠きにありて思ふもの」の如くに熱い思いを一層たぎられせながら、懸命にペンを走らせたのだろうと推察している。
私は生まれも育ちも陸前高田市であり、この歌舞伎に出演されていた方々は近隣に住む懐かしい先人の方々だが、当地は伝統的にもエンターテナーを輩出する地域とも言える。千昌夫氏、村上弘明氏はじめ多くの芸能関係者が出ており、鬼剣舞(おにけんばい)・七福神・梯子(はしご)虎舞などの郷土芸能も盛ん、ケンカ七夕・動く七夕などの山車は数百年も続く行事である。

 

「高田歌舞伎を継いだ女役者」に先祖を思い、賑やかだった陸前高田の街の懐かしさにしばし感慨にふける地元民の方々の姿が目に浮かぶようだ。また「こんな時もあったのか?!」と初めて知る故郷の歴史に驚く若い方々も多いことだろう。

木下氏の労作に敬意と感謝をこめ、更に今後益々の健筆を期待してやまない。


米谷春夫(株式会社マイヤ代表取締役会長)

リターン

2,000


alt

お気持ちコース

■サンクスレター

■本1冊お届けします

申込数
43
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年9月

3,000


alt

本と名入れのコース

■サンクスレター

■本1冊お届けします

■名入れ:本の巻末に支援者としてお名前を入れさせていただきます(お申し込みの際に名入れの「有無」を選んでいただきます)

申込数
36
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年9月

2,000


alt

お気持ちコース

■サンクスレター

■本1冊お届けします

申込数
43
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年9月

3,000


alt

本と名入れのコース

■サンクスレター

■本1冊お届けします

■名入れ:本の巻末に支援者としてお名前を入れさせていただきます(お申し込みの際に名入れの「有無」を選んでいただきます)

申込数
36
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年9月
1 ~ 1/ 9


最近見たプロジェクト

もっと見る

あなたにおすすめのプロジェクト

注目のプロジェクト

もっと見る

新着のプロジェクト

もっと見る