ＳＤＧｓにある誰一人として取りこぼれない社会

それは理想的な社会と思います。

 

現実的じゃないという方もいるでしょう。

しかし、理想がなければ近づくこともできないのではないか。

 

大きな理想に一歩ずつでも近づいていくことが大切なことではないか。

そう思うのです。

 

今回のプロジェクトの以前には

まちかど障がい者アートプロジェクトを行いました。

 

どちらかというと、近寄りがたい建築現場にかかっている懸垂幕に

障がい者アーティストの絵を掲載して、建築現場をアートで彩るとして

行いました。

 

このきっかけは、（一社）障がい者アート協会の熊本理事長の提案に

よるものでした。

障がいをもっていても、素晴らしいアーティストがいるから観て欲しいと。

描かれている絵を見て私は驚きました。

 

どれも独特の価値観で描かた素晴らしい絵ばかりだったからです。

 

しかし、どうして建築現場シートに絵を入れるのか？

 

 

話を聞くと、ここに彼ら（彼女ら）の現実がありました。

主に就労支援施設などで働くアーティストたちは、社会での表現や活躍の場が

どうしても限られている。

 

そして、もっとも切実なことは賃金の問題だったそうです。

自分で頑張って稼いで、社会に貢献したい、親を喜ばせたい。

 

そう考えているアーティストは多いそうです。

 

そこで活躍の場をとして始ったのが、

まちがど障がい者アートプロジェクトでした。

 

今回のバイリンガル絵本プロジェクトでも、どんな絵を描いてくれるか

とても楽しみです。