絵本サンプルがドドマの小学校に到着

タンザニア・ドドマに贈った絵本サンプルが、マイケルのご尽力でドドマの小学校に到着しました！

 

マジェレコ小学校

 

ムベルズング小学校

 

チナンガリ小学校

 

マンジランジ小学校

 

2021年夏に主人公の椿さん経由で送ったNext Publishingの絵本サンプルですが、郵便到着・受け取りの手違い、手伝ってくれていたマイケルのご家族の事情、小学校のお休み期間、ロジなど次々の障害を乗り越え、ようやく３月に入って小学校にサンプルをくばり、学校長の意見を丁寧に聞いてくれました。

 

全ての４小学校の学校長は、プレゼントに関してみなさんに感謝し、是非、もっと贈呈してもらえると大変嬉しい！というお言葉を頂きました。

 

4校のうち3校の学校長からは、スワヒリ語がちょっと...という意見をもらいました。ようやく小学校に届いたNext Publishingの絵本サンプルは私とマイケルの手作りスワヒリ語でしたが、その後、三恵社で12月に出版したものは、スワヒリ語の大家の竹村景子先生に美しいスワヒリ語にして頂いているので、改めて安心＆楽しみにしてください！と自信をもってマイケル経由で伝えています。

 

また同じ3校は、通常の学習用の教科書や本も不十分なのでできたら欲しい...というご要望も頂きました。この点については、本プロジェクトですぐに直接支援できる内容ではないので、タンザニアの教育現場の問題としてお伺いし、今後改善できるアクターや方策をともに探索していきたいと思っています。もし、そういったご活動をしている方がいらっしゃいましたら、もしくはご存じでしたら、コラボができたら幸いですので、是非お声掛けください。

 

マイケルの慎重な打診で、ようやく小学校の受け取りの準備が万端となったので、タンザニアに少しづつ送付しよう...と思った矢先、なんと3月18日より、タンザニアへの郵送の受付が、コロナ禍の影響で新たにストップしていました...。マイケルから小学校からの受け入れ歓迎のメールを受け取ったのが３月22日で、なんともタイミングが悪いのですが...。

 

と、あせりがちではありますが、絵本のメッセージでもあるように、長い目でみて、確実に関係を構築しながら絵本を贈呈していきたいと思っています。

郵送や渡航の再開を待ちながら、絵本の贈呈を進めていきたいと思いますので、末永くお付き合いください。

 

ともあれ、サンプルががドドマの子どもたちが手に取ることとなり、ほっとしています！　サポート頂いているみなさま、感謝です。

阪本公美子