那須産のパン用小麦栽培で那須を新たなパンの聖地に

那須産のパン用小麦栽培で那須を新たなパンの聖地に

支援総額

1,115,000

目標金額 500,000円

支援者
90人
募集終了日
2021年6月17日

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プロジェクト本文

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目標達成しました!皆様ありがとうございました。

そして、ネクストゴール目指します!

 

皆さまからのご支援により、早くも目標金額の50万円を達成することができました!

心から御礼申し上げます。わずか4日での達成に改めてこの活動への関心の高さを知ることが出来大変驚いております。

 

これで晴れてコンバインの購入が実現する事になりますが、小麦は無事収穫出来たとしてもその後に様々な問題をクリアして行かなければならない事が少しずつ分かって来ました。その一つが収穫した小麦の保管の問題です。

 

小麦は梅雨時期に収穫後、夏季の高温多湿条件下で保存することになり、貯蔵中に害虫の被害を受けることが多くあります。収穫・乾燥終了後、直ちに小麦粉等へ加工できればいいのですが、玄麦のまま保管する場合害虫が発生しないよう10~15℃程度の低温で保管することが必要になります。

 

そこで今回ネクストゴールを設定して保冷庫を購入させて頂きたく思います。保冷庫の業者に問い合わせたところ、玄米用の低温貯蔵庫で小麦も保管出来るとの事で見積もりしてもらったところ本体・搬入・設置工事費込みで43万円ほどでした。 

 

このプロジェクトは、6月17日(木)23時まで挑戦できますので、ネクストゴールを100万円に設定し、当初の目標のコンバインの購入とともに新たに保冷庫の購入に充てさせていただきたく思います(ネクストゴール未達成の場合、自己資金などで補填をして実施しますが、たくさんの方々からのご支援をいただけると助かります。) 

 

どうか最後まで皆さまから温かいご支援をいただけますよう、よろしくお願いいたします。

 

 

takeshi farm  渡邊 剛

 

 

 

“那須産のパン用小麦で那須を新たなパンの聖地に“

 

 

はじめまして、takeshi farmの渡邊剛です。栃木県の那須町で6年前に新規就農しました。春から秋にかけて様々な旬の無農薬野菜を作り、冬は手作りの釜で3時間焼いた石焼き芋の移動販売をしています。

 

那須地域は観光地として有名で、地元産のお肉やお野菜、乳製品などを扱ったレストランやホテルが点在しています。また、こだわりのパン屋が多く日本の新たなパンの聖地と注目されるほどです。しかし、そこで使われている原料の小麦は海外産か県外産の小麦。それもそのはずで小麦の国内自給率は16%程度の約100トンと非常に低く、特にパン用小麦は 毎年約11トン程度しか栽培されていません。那須産はほとんどないのが現状です。

 

地粉を使いたいというパン屋の声に応えたい。

 

「それなら、自分たちでパン用の小麦を栽培しよう!」と仲間数人と2019年秋の種蒔きから始めた小麦栽培。知識・経験全くゼロからのスタートでしたが、翌年春に穂が実るまでは順調で「小麦栽培って意外に楽だなぁ」と思ってました。しかし、結果は惨憺たるものでした。収穫のタイミングが遅れ赤カビ病が大発生、最悪の結果となってしまったのです。

 

今回、小麦の収穫を素早く行うため中古のコンバインを購入します。そのためには50万円という大金が必要です。どうかご協力いただけないでしょうか?

 

 

小麦栽培で一番難しいのはなんと言っても収穫。

 

一般的な秋蒔き小麦の収穫は厄介な事に梅雨時期に重なります。農家にとってはいつ収穫出来るかとそわそわ落ち着かない苦悩の日々です。連日の雨が続く中、突然訪れる一瞬の晴れ間に一気に収穫しなければならず、そのタイミングを逃すと最悪の場合、猛毒の赤カビ病が蔓延し食用にならないばかりか家畜の餌にすらならなくなります。つまり、梅雨時期にいかに手際良く収穫出来るかがカギになるわけです。

 

 

一年目は、いつ収穫すれば良いのかタイミングが分からなかっただけでなく、収穫する機械も手押しのバインダーのみ。さらに、仲間たちの都合が合わなかった上に連日の大雨で当初の予定より1週間遅れての収穫となりました。穂の表面は見た目でわかるほどカビで覆われ、中には発芽している粒もちらほら。「来年の種にするくらいは収穫出来るだろう」と高を括っていましたが、製粉会社で品質検査をしてもらった結果がなんと赤カビ病による「全量廃棄!」

 

 

 

一年目のリベンジを!

 

二年目の今回は町内の有志で作る「なすとらん倶楽部」を巻き込んで「那須パン麦プロジェクト」を立ち上げました。「同じ失敗は繰り返さない!」を合言葉に新メンバー達も加わり気合いを入れて臨んだ種蒔きと麦踏。今のところ成長は順調で、あとは6月下旬の収穫を残すのみ、地元の新聞社の取材などもあり益々盛り上がっています。

 

また、「春小麦」にも挑戦しようと企んでいます。そもそも、秋に蒔いて梅雨に収穫する品種だから問題な訳で、4月に蒔いて8月の終わりに収穫する品種なら赤カビが発生するリスクも回避出来るはず。北海道で栽培されているというが栃木県ではまだ前例がないのでこれが成功すれば画期的な事例になる事間違いなしです。

 

 

コンバインがあれば赤カビは発生しなかった!

 

皆様から頂いたご支援でコンバインを購入し、那須町や近隣のパン屋さんに那須産の無農薬小麦で美味しいパンを作ってもらいたい。今回のプロジェクトでは、みなさんからご支援をいただいてコンバインを購入します。購入するコンバインは、2~3条刈りで15馬力前後の小型のものを考えています。「自脱型」と呼ばれる稲刈り用のコンバインですが、小麦にも使えるそうです。

 

コンバインの素晴らしい点は、梅雨の晴れ間を見計らって1人でも短時間で収穫作業が出来、さらに脱穀・選別まで完了する事が出来る事です。去年は、まず「バインダー」と呼ばれる機械で根元から刈り取った束を脱穀機で穂先の麦粒を脱穀し、「唐箕(とうみ)」と呼ばれる骨董品のような道具で殻やゴミを吹き飛ばすという2〜3日に及ぶ工程でした。これがコンバインならほんの数時間でこなす事が出来ます。

 

 

小麦の収穫が終わった後の畑には大豆を栽培する予定です。大豆は空気中の窒素を固定して土壌を肥やす働きがあります。小麦は大豆によって固定された窒素を吸収して成長します。つまり、小麦と大豆の二毛作により理想的な無農薬・無化学肥料の循環型農業が実現出来るわけです。大豆の収穫も小麦同様大変な作業ですが、大豆専用の収穫機購入は次回のプロジェクトの目標にしたいと思います。

 

 

那須に来れば地粉の小麦を使った美味しくて栄養価の高いパンが食べられる!

 

ここ那須には興味深い歴史があります。戦後に開拓された地区は冷涼な気候で稲作に不向きだったため、入植者達は米の代わりに小麦を栽培しパンを作って主食にしていたというのです。つまり、那須には古くからパン食の文化があったのです。

 

 

今回のプロジェクトを通して、これまで海外産や県外産の小麦を使っていたパン屋が、地元で生産された無農薬の小麦を使ってこだわりのパンを焼く事ができるようになります。そして、将来的に生産量や品種も増やしてお菓子やパスタ、さらにはビールにも使ってもらえる様な体制を作る事で那須を益々魅力的な観光地にするだけでなく、やる気のある農家にも呼びかけ小麦の生産者を増やし耕作放棄地を減らしていくなど農業の活性化にも繋げたい。今回のプロジェクトは、そのためのはじめの一歩です。

 

 

今回、募集する50万円は以下のような資金使途で使用させて頂きます。

 

・コンバイン購入費 400,000円

・バッテリー購入費 10,000円

・配送費 20,000円

・整備費 10,000円

・手数料 60,000円

 

 

▼プロジェクト終了要項
運営期間    
購入完了日: 2021年6月15日

運営主体    
takeshi farm 渡邊 剛

運営内容詳細    
パン用小麦を収穫するためのコンバインを購入する。

 

 

 

 

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プロフィール

栃木県那須町で2016年に就農。無農薬・無化学肥料で年間30種類程の旬の野菜を栽培。冬季は石焼き芋の移動販売。2019年から小麦栽培を始める。

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リターン

3,000


サンクスレターとプロジェクト活動報告

サンクスレターとプロジェクト活動報告

感謝の気持ちを込めてサンクスレターとプロジェクトの活動報告をお送りします。

申込数
15
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年9月

5,000


古代小麦の麦わらで作る「ヒンメリ」初心者キット+サンクスレター+活動報告

古代小麦の麦わらで作る「ヒンメリ」初心者キット+サンクスレター+活動報告

「ヒンメリ」という麦わらで作った装飾品をご存知でしょうか?
ムーミンで有名な国フィンランドの長く暗い冬の間、家でこもっているときに作って、冬至のお祭りヨウルの時に飾られるもので、日本の注連縄と共通して祈りの対象だったそうです。語源はスウェーデン語で「天」を意味し穀物の精霊が幸せを呼ぶ力があると信じられていたとも。
クラファン目標額達成と小麦プロジェクトの成功のため、この縁起の良いリターンを新たに加えます。プロジェクトのメンバーであり、新米「ヒンメリ」愛好家の田口さんにプロデュースして頂き作り方の説明書も同封します。

本来はライ麦の麦わらを使うらしいですが、このキットでは古代小麦であるスペルト小麦の麦わらを使用してます。無農薬なので安心してお作り頂けます。

⚫︎内容
・スペルト小麦の麦わらの「ヒンメリ」初心者キット+作り方説明書
・サンクスレター
・活動報告

※本プロジェクトは既に第一目標金額を達成しており、他のリターンからの変更は出来かねますのでご了承下さい。

申込数
4
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年9月

3,000


サンクスレターとプロジェクト活動報告

サンクスレターとプロジェクト活動報告

感謝の気持ちを込めてサンクスレターとプロジェクトの活動報告をお送りします。

申込数
15
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年9月

5,000


古代小麦の麦わらで作る「ヒンメリ」初心者キット+サンクスレター+活動報告

古代小麦の麦わらで作る「ヒンメリ」初心者キット+サンクスレター+活動報告

「ヒンメリ」という麦わらで作った装飾品をご存知でしょうか?
ムーミンで有名な国フィンランドの長く暗い冬の間、家でこもっているときに作って、冬至のお祭りヨウルの時に飾られるもので、日本の注連縄と共通して祈りの対象だったそうです。語源はスウェーデン語で「天」を意味し穀物の精霊が幸せを呼ぶ力があると信じられていたとも。
クラファン目標額達成と小麦プロジェクトの成功のため、この縁起の良いリターンを新たに加えます。プロジェクトのメンバーであり、新米「ヒンメリ」愛好家の田口さんにプロデュースして頂き作り方の説明書も同封します。

本来はライ麦の麦わらを使うらしいですが、このキットでは古代小麦であるスペルト小麦の麦わらを使用してます。無農薬なので安心してお作り頂けます。

⚫︎内容
・スペルト小麦の麦わらの「ヒンメリ」初心者キット+作り方説明書
・サンクスレター
・活動報告

※本プロジェクトは既に第一目標金額を達成しており、他のリターンからの変更は出来かねますのでご了承下さい。

申込数
4
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年9月
1 ~ 1/ 7

プロフィール

栃木県那須町で2016年に就農。無農薬・無化学肥料で年間30種類程の旬の野菜を栽培。冬季は石焼き芋の移動販売。2019年から小麦栽培を始める。

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