【労働市場・就業機会の本格調査開始！】

みなさん、こんばんは！

 

今日まで87名の皆様から温かいご支援を頂き、支援総額は1,254,000円となっています。残り3日間、目標達成まではあと46,000円のご支援が必要となります。引き続きよろしくお願いいたします。

 

私たちはこの春、「Movement with Gangsters（自爆テロリストになる前に。ソマリア人ギャングの社会復帰支援）」を刷新し、新たな目的として「ギャングの更なる過激化の防止」を追加しました。この目的を達成するため、今月より「労働市場&就業機会調査」を本格的に開始いたしました。

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私たちはケニアの首都ナイロビにある、ソマリア人難民・居留民居住区（イスリー地区）に活動の拠点を置いています。

 

彼らのギャング行為の更なる過激化を防ぎ、社会復帰へと導くためには実質的なギャング集団からの離脱に繋がる術も必要となります。しかし彼らの実状をより正しく理解し、そして彼らの新たな選択に繋がる有益なプログラムを提供するためには、ナイロビ及びイスリー地区における労働市場・就業機会の調査をより本格的に実施する必要があったのです。

 

 

具体的な調査内容としては、ケニアンIDによる制度上の差異(社会保障など)、現地の平均年収及び最低賃金、就業方法、ナイロビ市におけるソマリア人の就職状況などを予定しており、政府発行のレポート、各種論文、現地関係者への聞き込みにより実施を考えています。

 

ケニアには、ケニア在住である登録証「ケニアンID」が存在します。これは成人したケニア在住の人々は所有するものですが、難民という背景を持つソマリア人の中には長年ケニアに住んでいても本IDを取得できない者も存在します。現地における就業時に、このIDの有無が重要になるとも言われていますが、どの程度重要になるのか、その代替手段の有無などははっきりとしていません。また日本のように制度的な就業活動が行われないケニア社会において、若者が職を見つけ、得るための情報は当事者が非常に得にくいとも言われています。私たちは、上記の様々な手段を用いて取り組みに活かすための情報収集を行い、また収集した就業面の情報についてはプロジェクト参加ギャングに随時提供していく予定です。

 

これらの情報は彼らの意識改革に重きを置いてきた取り組みから、彼らの意識改革と共に「行動の変革」にも重きを置く取り組みに転換する上で、重要なものとなると考えています。

 

遠く離れた日本から、彼らと同世代の私たちにしかできない取り組みのため、

最大限の努力を今後も続けていきたいと考えています。

 

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残り3日、あと46,000円の支援が集まらない場合、

本プロジェクトは成立しません。

達成に向け引き続き全力で頑張っていきますので、

ご支援・ご協力のほどよろしくお願い致します。