【CACI物語：卒業犬 ㉚ 「チェス＆シュガー」】

 

あけましておめでとうございます。

2022年、穏やかで良き日々でありますように！

そしてチェス＆シュガーのように、

鳥猟犬が捨てられませんように！

 

 

愛犬との生活は笑顔や喜び、驚きに満ちていて、私たちの心を癒してくれます。

そんな優しい時も、必ず終わりが訪れます・・・。

友人が保護し里親として初めて迎え入れたイングリッシュ・セッターのジャイロが闘病の末、６年間という”優しい時間”にも終わりが訪れました。

 

 

彼を失った悲しみ、救えなかった悔しさから、我が家は悲しみに満ちていました。

しかし時が経つにつれ、「彼が残してくれた多くの財産を次のセッター保護犬に引き継ごう」

と考えるようになったのです。

そしてセッターの保護団体をネットで検索し、CACIを知りました。

 

 

チェス＆シュガーは、ほぼ同じ時期に茨城の愛護センターに収容され

CACIが保護したセッターです。

2頭同時に我が家の愛犬となりました。

2頭との生活は、それぞれに性格が異なることから、それは楽しく愉快な日々です。

 

 

我が家に迎えいれて、まだ日の浅いころの話です。

散歩から帰った後は、食事の時間です。

ご飯はケージの中で食べるルールですが、リビングでまったりくつろいでいるシュガーはなかなかケージに入ろうとせず、丸まったり甘えたりするばかり。

しかしチェスが、さっさとケージに入り、ご飯をもらっている所を見るや否や

コマンドも無いのに、弾丸のごとくケージに飛び込み、シャキっと背筋を伸ばしてお座りして、こちらに熱い視線を向けていました。もう家族みんなで大爆笑です。

 

また自然との付き合い方が今までとは変わり、より積極的に家族ともども彼らとアウトドアライフを楽しむようになりました。

 

 

現在、推定年齢12歳のチェス＆シュガー

食後のデザートとして、ママさん手作りの麹甘酒入りヨーグルトを飲むのが日課です。

甘酒は飲む点滴と言われていますよね。

甘くて美味しいので、2頭の大好物！

元気なのは、このおかげかもしれません

麹甘酒の主成分はブドウ糖なので、あげ過ぎないようにしています

 

今年もチェス＆シュガーとの日々を楽しみにしています。

そしてみなさまのご多幸を、心よりお祈り申し上げます。

 

 

（東京都国立市　杉様より）

杉様インスタグラム　@chess_sugar