輸入の現状

昨今の激変する国際環境は、製品を輸入する際にも変化が発生しています。

背景には、ドル金利Upによる円安、コロナ禍で便数が減少した船便の高騰、船便スペース予約が厳しいための納期延長、生産現場での製造量の減少、等々が有ります。　このインドラブ・ロゼ（ピンク）ジンの例でいえば１）年初￥115/＄が￥126と　１０％UP（円ベースの原価は１０％のUP）、２）船賃は航路による違いは有りますが２００％～３００％にUpしている例が少なくありません。３）その価格を払っても船便スペースの予約は容易ではありません。４）南アフリカの蒸留所は、コロナ禍で生産シフトは少なくなっており、生産納期も従来の2倍以上の期間が必要。

　結果としまして、注文後通常１．５ｹ月間で到着していたのが、４ｹ月間もかかる例が発生しています。　しかし弊社では、値上げは一切致しません、また幸い在庫は十分に確保しておりますので、現環境を考慮してメーカーへの出荷指示は余裕を持って行うようにしています。　この状況が何時改善するのかは、ウクライナ情勢の為、先が見通せないのが現状です。