子どもの成長が私達の喜びです。

　Bremenのお子さんは、条件が整えば長期に亘って利用してくれているので、子ども達は良いところも悪いところも含めてみんなディープに知り合っています。兄弟姉妹の次によく知り合っているかもしれません。

　先日はこんな光景が見られました。小さい子どもたちが高学年のSくんの周りに集まっています。鬼ごっこが始まるのです。

　小さい子どもたちは優しいお兄さんを見るような信頼の眼差しでS君を見ています。

　・・入ってきた1年生の時のS君は、「めんどくせ！」が口癖で暴れ、なにかといえば癇癪を起こしていました。それがこんな面倒見の良いお兄さんに育っているのでした♡

　同じく暴れん坊だったT君までが彼の言う事なら素直に従っています。

　あちらの方では障害のあるHさんが、K君とパンチごっこをして遊んでいました。

　Hさんは、1年生の時に保護者の方は「みなさんと同じ会費で良いんですか？」と恐る恐る入会したお子さんでした。

　Hさんに対して「なんで言ってることわかんないの？」「歯ぎしりうるさい！」と言っていたK君。いじめにならないようにと日常から目を離さず見る必要がありましたが・・なんと！そのHさんとK君が楽しそうにパンチごっこをして遊んでいます。

　タイマンです！どちらかというとHさんのほうが攻勢です。やられているのに、K君のその手加減の仕方がとっても優しいのでした！続けてきたインクルーシブ保育が功を奏してきたのかもしれません。

　2人を見守るスタッフの間に笑顔が広がりました。みんなで「嬉しいねえ」と子どもの成長を喜び合いました。

　私達ができるだけのことをすれば、子どもたちはよりよく育つ！というのが信念です。音楽を含め、子どもたちにできるだけのことをするために、ご支援をお願いしています。ご支援のほどどうぞよろしくお願いいたします。