量は見えやすい、質は理解しにくい・・

　本日はさる企業の長とお話させていただきました。

そこで、事業経費を見ていただいてその幾つかについて質問していただきました。

　交通費はなぜ多いの？？「７つの学校に毎日お迎えに行っているからです。」図書関連費用は？？「無料の文庫活動をはじめました。」などとできる限りお答えしました。在籍は？２２人です・・とお応えすると一人あたりの経費としては多いのでは？？とお話をされました。石巻市内の８５００人のお子さんを対象にしている事業も多いので、必ずしも２２人だけではないのですが、聞いていただいて気づきました。

　企業として収益を出そうと努力してらっしゃる方にとっては、教育の質と言った抽象的な面より、何人に対して何円の経費がかかっているのか、という量的な単価計算のほうがとてもわかり易そうです。

　

　子どもたちにたくさんの体験をさせて、より良いおとなになってもらいたいと願い、数多くのイベントを設定して子どもたちは喜んで参加していますが、体験を通して得た成長をどのように説明したら良いのでしょう？？

 

　日々、子どもの成長をみんなで話し合い、あの子は笑顔が多くなったね。あの子は、自分の意見を言えるようになったね。とスタッフたちが喜び合っているのですが、それを伝えるにはどうしたら良いのでしょうか？？

　うまくお伝えできないことがもどかしいです。

　今日は玉川学園の中高生の皆様と心温まる交流をさせていただきました。はるばる東京からお出でいただきましてありがとうございます。今日も良い経験ができました。ありがとうございます。

　あと７日となりました。最後まで頑張りますので、どうぞご支援のほどよろしくお願い致します。