CARE事務総長がリヴィウの避難所を訪問

©CARE/Roman Yeremenko

 

CARE International事務局長のSofia Sprechmann（上の画像：左）が、パートナー団体であるTvoya Oporaと共に支援している避難所を訪れました。リヴィウにあるこの避難所は 3 月 16 日に開設され、最大 150 人を収容できるスペースがあります。すでに 2,000 人以上が避難所を通過しており、そのうちの 3 分の 1 は子供です。

 

「私たちは誰でも受け入れます。誰かにペットを置き去りにするように言うことはできません」

 

管理人のVictoria（下の画像：左）はそう言います。戦闘が活発な地域から逃げてきた多くの人々がペットを連れてきたにもかかわらず、ペットを受け入れるシェルターは多くありません。

 

©CARE/Roman Yeremenko

 

Victoriaは多忙です。請求書の管理、オンラインでの無料物資の検索、避難所の調査、避難所の新しい資金調達の提案書の作成、長期滞在のリクエストの調整、そして住民が学校、仕事、宿泊施設を見つける手伝いもしています。彼女が避難所を取り仕切っており、午前 8 時 30 分から夜間外出禁止令が始まるまで働きます。彼女はすべての居住者とペットの名前を覚えています。

 

避難所にはギャラリーが設置されました。そこには、家を追われた子どもたちが自分の絵を飾ることができます。

 

Victoriaはいつも数秒間立ち止まって、作品たちを鑑賞し、それらにまつわる物語を思い起こします。

「これらの話を心に留めておくのは難しいですが、私は強くならなければなりません。泣いているところは誰にも見られたくありません。いつの日か、戦争が終わった後、私はアート ギャラリーを開き、マスコミを招待して、これらすべての子どもたちの物語を伝えたいと思っています」

 

©CARE/Roman Yeremenko

 

CARE とパートナー団体は、食料、水、衛生用品、その他の日用品を提供して、ウクライナの国内避難民を支援しています。避難所にはリハビリ対策が施されており、家具やキッチン用品も備えられています。

 

引き続き、住民とコミュニケーションを取りながらニーズを聞き出し、心身を癒して明るい未来を描けるように支援活動を続けてまいります。