気候変動アクションを当たり前に!渋谷に気候時計を置きたい!

支援総額

13,536,000

目標金額 10,000,000円

支援者
1,546人
募集終了日
2022年1月27日

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2022年01月10日 12:00

Learning For All代表の李炯植さんにインタビュー!

こんにちは!a(n)actionの酒井功雄です!

クラウドファンディングも残すところあと17日です!

 

より多くの人にこのプロジェクトを届けていくために、様々な業界の方々に「気候変動アクションをどう当たり前にするか」をインタビューする企画をはじめました!

第一弾は、2019年にForbes誌の30 Under 30にも選出された、子どもの貧困の解決のために教育支援などで取り組む、Learning For All代表理事の李炯植さんにお話を伺いました!

 

 

《今回インタビューした人》

李炯植(りひょんしぎ)さん

 特定非営利活動法人Learning for All 代表理事 

「子どもの貧困に、本質的解決を。」をミッションとして活動する。


インタビュアー)isao

 ー李さんが取り組まれている社会課題を教えてください。

李炯植さん 以下李)Learning for All では子供達の貧困問題の解決に向けて活動しています。具体的には学習支援や居場所づくりを通じて学びや育ちの機会を担保しています。

 

 ーそのような活動を始めたきっかけは何ですか?

李)生まれ育った場所が日本の貧困地域で、大学進学で上京した際に地元の環境とのギャップに衝撃を受けました。それで教育格差・貧困問題に取り組み始めましたね。

 

 ー気候変動問題に関してどのような印象を抱いていますか?

李)社会全体で課題があるということは認識しているけど、前に進んでいない、アクションできていないような気がしますね。あとZ世代が相当な情熱を持ってアクションしていて、それに伴って為政者も動き始めていることは本当に素晴らしいことだと思います。新しいムーブメントが起こりつつあるのではないでしょうか。

 

 ー李さんはご自身の子供の貧困支援にどのような変化の仮説を持っていますか?

李)Ashokaのソーシャルチェンジのフレームワークが好きですね。

 

・ダイレクトサービス:問題の直接的な受益者へのサービス。

・スケールドダイレクトサービス:直接の受益者へのサービスを拡大する。

・システムチェンジ:その問題が引き起こされた社会的なシステムを構造的に変える。

・フレームワークシフト:社会において人々の認知やパラダイムシフトを起こし、問題への対策を当たり前にする。

 

Learning for All ではダイレクトサービスとして質の高い教育支援を提供し、その状況を政策に持っていきスケールさせる。その先に国の制度や社会構造を変えるシステムチェンジを目指しています。

 ー気候変動問題は何がダイレクトサービスになるのでしょうか。

李)難しいですよね、、。地球が受益者というのが臨場感が持ちにくく、気候変動問題の自分事化の難しさに繋がっていると思います。

 

 ー教育格差の問題はどのように伝えていますか?

李)子供達の不公平な状況に関する憤りや共感は現場のリアルに触れてもらうと理解して、問題だと認識してもらえますね。

 

 ー環境問題は時に、「余裕のある人」を中心に行われていると言われます。李さんが取り組まれている子どもの貧困の当事者(ひとり親世帯や子どもたち)の人々にとってどのような形であれば環境について考えるきっかけやアクションを起こせるようになると思いますか?

李)日常に環境問題について考える余裕がない貧困世帯の方が多いと思いますね。これは貧困世帯に限らずですが、日本は無批判に慣習に乗った個人レベルのムーブメントが起こりやすくて、もっと自分一人の行動が社会とシステムとして繋がっていることを理解することが重要だと思います。一人ひとりが「なぜ環境問題に取り組むのか」という自分なりのストーリーがもっているかどうかが、昔と今のアクションの重要な違いだと感じます。

 

 ー社会課題を発信・行動を喚起することにおける課題は何だと思いますか?

李)知らないという部分が大きいですよね。特に関心がある人とない人の分断が激しくて、そういう人たちに向けて、現状を伝えるだけでなく何の情報をどのように伝えるのかを考えることが重要だと思います。知らない人たちを大切にすることですね。

 ー特にこういう伝え方・アプローチが良かったなどの経験はありますか?

李)成功事例の分析と地域レベルの時間をかけた対話ですね。人と人とが深く繋がることもとても大切にしています。それと誰と対話をするときもWhy,Whatの部分はぶらさずに、一緒にチームで取り組むメンバーが皆が同じ熱量で語れるように心がけています。

 

ー気候変動についてアクションを取ることが当たり前の社会を実現するために何が必要 or 課題だと思いますか?

李)消費行動のムーブメントだけで終わらせないことが重要だと思います。それと人間が地球を支配しているという思考の下で環境問題を解決しようとしている気がして、より深いレベルでのパラダイムシフトを起こす事も大切だと思います。そして最終的には全員が納得して取り組めるような、対立構造を嫌う日本車かにおいて出来る限り波風は立てないけど、絶対に問題解決に向かうような変化の戦略を立てることは可能だと思いますね。

 

ー最後にClimate clockに期待することは何ですか?

李)若者が頑張っているから応援しようではなく、全員が取り組むべき問題であるからこそ、取り組み続ける人が生まれていくプロジェクトであってほしいと思います。リードする人がZ世代ということに頼もしさを感じると共に、今まで無関心でやってきた自分たちのあり方を考え直しますね。これをきっかけに一人ひとりが気候変動問題に意識を持って、実のある運動に繋がってほしいです。

 

インタビュー後記:

子どもの貧困など今までは活動の中であまり交差しなかった社会課題に取り組まれている方々の視点から気候変動問題を考え直すと、今まで見えてこなかった可能性が出てくることにとても興奮しました。

Ashoka財団の掲げている、社会変革のためのフレームワークの観点から、直接的な受益者へのサービス、そのスケール化、システムチェンジ、フレームワークシフトという流れがあるという点は、目から鱗でした。

気候変動問題に取り組んできた中で、社会システムを変えること(システムチェンジ)のことにフォーカスをしていましたが、気候変動問題における直接的な受益者は誰なのかを再び考えてみることで、アクションを再設計できると感じます。

現状をただまっすぐ伝えるのではなく、どういった言葉や情報の伝え方ならば相手に届くのかを工夫するという点においては、Climate Clockで実現しようとしている変わったデザインの時計を通じて気づくきっかけを街中に作るということに繋がると感じました。

 

気候変動アクションのさらなる可能性を考えるきっかけをいただきました!

クラウドファンディング、残りあと18日です!!

 

もっと多くの人に届けるために私たちも沢山手を尽くしていますが、皆さんのお力が本当に必要です!!!

ご支援、拡散のご協力をよろしくお願いします!!

 

リターン

1,000


目指せ2000人!1000円でClimate Clockを支援する!!

目指せ2000人!1000円でClimate Clockを支援する!!

○ メンバーからのお礼のメッセージをお届けします。

ーーーーーーーーーーー
「1000円だったら応援できるんだけど…」そんな高校生、大学生の声を受けて、新たに追加しました。
2000人と一緒にClimate Clockを実現させたいです!ぜひ、一緒にアクションしましょう!

申込数
99
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年2月

3,000


ものはいらない!ミニマリストなあなたへ:Climate Clockを支援する!

ものはいらない!ミニマリストなあなたへ:Climate Clockを支援する!

◯ メンバーからお礼のメッセージをお送りいたします。

申込数
793
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年2月

1,000


目指せ2000人!1000円でClimate Clockを支援する!!

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○ メンバーからのお礼のメッセージをお届けします。

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「1000円だったら応援できるんだけど…」そんな高校生、大学生の声を受けて、新たに追加しました。
2000人と一緒にClimate Clockを実現させたいです!ぜひ、一緒にアクションしましょう!

申込数
99
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年2月

3,000


ものはいらない!ミニマリストなあなたへ:Climate Clockを支援する!

ものはいらない!ミニマリストなあなたへ:Climate Clockを支援する!

◯ メンバーからお礼のメッセージをお送りいたします。

申込数
793
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年2月
1 ~ 1/ 25


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