映画「X年後」第3弾、被曝問題をテーマにアメリカ上映へ!
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支援総額

13,520,000

目標金額 10,000,000円

支援者
596人
募集終了日
2020年12月25日

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2020年10月21日 10:37

核実験中のマグロ漁を記録した映画「荒海に生きる」

皆さん、こんにちは

放射線を浴びたX年後を製作した伊東です。

 

世界で唯一存在する?核実験中のマグロ漁を記録した映画「荒海に生きる」

この事件を追いかけてきた僕にとって、この映画は、まさに乗組員の被曝を実証するものとして存在していること自体が奇跡だと思っています。

 

核実験をしている最中、まさか、普通通り漁をしている。なんて、信じられるでしょうか。

 

 

水爆実験は、日本列島やアメリカ大陸にまで強い放射性物質をばら撒くほどの核爆発です。

 

その爆心地で漁をしていたなんて、想像もできません。

 

そんな状態が、11年間も続いていたのです。

 

マグロ漁は年間6回から8回、マグロ漁場(爆心地)で行われます。

 

1回の漁は、およそ2週間から3週間。日本と漁場の往復に2週間以上かかりますので、1回の漁は、40日~50日程度です。

 

爆心地周辺での漁が2週間として、マグロ漁師は「1年間におよそ3か月間」、「11年間でおよそ3年間」を爆心地周辺で過ごしていたことになります。

 

想像を絶するほどの被曝があったと想像できます。

 

「荒海に生きる」は、1958年に公開されたのですが、いつ撮影されたのかは、謎のままでした。撮影されたことについて、監督である亀井文雄の周辺にも何も記述が残されていないのです。ただ、イギリスの核実験について語られているため、1957年の撮影だと考えられました。

 

実は、この映像に出会ってすぐ2005年。僕は、この映画に出てくる乗組員をトレースしていました。船員組合で名簿を入手。その名簿を手掛かりに乗組員を探し取材しました。

 

それから10数年。僕を驚かせるものが見つかります。

 

それは、地元、高知新聞の記事でした。1957年の記事です。そこには、イギリスの核実験に反対したマグロ漁船が抗議の漁に出発したことが書かれていました。

 

その船こそが、この「荒海に生きる」で撮影された第二幸鵬丸の航海だったのです。その記事があったことで、出港日、帰港日などを特定することが可能となりました。イギリスの核実験の時期は明らかになっています。さらに、ナレーションで語られる航海の日程などを加味し、荒海に生きるの航海の全日程が分かったのです。

 

その結果、第二幸鵬丸は出発直前、航海中、操業中の3回の核実験に遭遇。核爆発で強く汚染した海で生活し、被曝した爆心地のマグロを食べ、放射能汚染していたのです。そして、その様子が、映像として記録されていたのです。

 

放射能は目に見えません。もし、目に見えていたとしたら、映画「荒海に生きる」はどれほど恐ろしい映画になっていたでしょうか。

 

目に見えないからこそ、そのことを知って見ると、背筋が寒くなります。

 

そして、これは、1マグロ漁船の1つの航海でしかありません。同じような航海が何千、何万となったのです。

 

荒海に生きるは、世界最大の環境破壊と言われますが、その実態を撮影した重要な記録データなのです。

リターン

5,000


リターン不要の方むけ

リターン不要の方むけ

・監督の伊東からのお礼のメッセージ

※このコースはリターンをお届けしないかわりに、いただくご支援をできるだけ多く、プロジェクト実施のために使わせていただくコースです。寄付控除の対象にはなりません。複数口でのご支援も可能です。

申込数
197
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年1月

10,000


リターン不要の方むけ

リターン不要の方むけ

・監督からのお礼のメッセージ

※このコースはリターンをお届けしないかわりに、いただくご支援をできるだけ多く、プロジェクト実施のために使わせていただくコースです。寄付控除の対象にはなりません。複数口でのご支援も可能です。

申込数
157
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年1月

5,000


リターン不要の方むけ

リターン不要の方むけ

・監督の伊東からのお礼のメッセージ

※このコースはリターンをお届けしないかわりに、いただくご支援をできるだけ多く、プロジェクト実施のために使わせていただくコースです。寄付控除の対象にはなりません。複数口でのご支援も可能です。

申込数
197
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年1月

10,000


リターン不要の方むけ

リターン不要の方むけ

・監督からのお礼のメッセージ

※このコースはリターンをお届けしないかわりに、いただくご支援をできるだけ多く、プロジェクト実施のために使わせていただくコースです。寄付控除の対象にはなりません。複数口でのご支援も可能です。

申込数
157
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年1月
1 ~ 1/ 14


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