日本中に存在する被曝者の実態把握と証言の記録

太平洋側の港から多くのマグロ船が漁場（爆心地周辺）で漁を続けました。多くの被曝者が日本中に存在するはずです。調査はまったく進んでいません。

僕は、上映活動を通じて生存者へのアプローチを呼びかけてきました。

核実験中に爆心地周辺で漁をした乗組員は、現在、最も若い人で73歳。その多くが80歳前後です。太平洋側の港周辺で73歳上の方に声をかければ、生存者の情報を案外簡単に入手することができます。もしかすると、声をかけた人が、生存者である可能性もあります。

一度、神奈川県横須賀市で若者数名でそのようなワークショップをしました。すると30分程度で数名の生存者にたどり着くことができたのです。

今後、そのようなワークショップと聞き取り用の記録表を作り、多くの人の協力を得て、調査を行いたいと考えています。