【応援メッセージ】ナショナルコーチ大嶋賢人さんより

人口90万人の太平洋に浮かぶ島国フィジー。

リオ五輪の７人制ラグビーで優勝した2016年。
国中が湧きました。

どこへ行ってもラグビーを放映し、道端でペットボトルやカバンでラグビーをしている。
フィジーに過ごしていて、ラグビーを見ない日はありません。

今 ラグビー大国フィジーではマイナースポーツ”野球”の芽が出ようとしています。

来年で野球がフィジーに入って20年、有り難いことにW杯出場の切符を頂きました。遂にフィジー野球が世界に飛び出します。


先輩隊員から引き継いだコミュニティを同僚と二人三脚で巡回しながらの毎日。

年間300日雨が降ると言われる首都スバ市、練習場所はデコボコの空き地や水溜まりだらけの駐車場という事も少なくありません。

道具も環境も充分ではない中でも彼らは日々楽しそうに白球を追いかけています。

そんな ただ野球好きな少年達の集まりが世界に挑戦しようとしているのです。



フライを捕るだけで大はしゃぎして、空振りしただけで泣くほど悔しがる。
フィジーの全力野球少年達を是非とも応援して下さい。


このプロジェクトを通して「フィジーで野球をやっている子どもが居る」ということを世界に発信し、1人でも多くの人にフィジーの野球少年達の笑顔を届ける事が出来たら私も嬉しく思います。

JICA海外協力隊 2017-1 フィジー野球隊員
Fiji Baseball and Softball Association
National coach 大嶋賢人