イヌワシの生息地が失われないように。ライブ配信で届けたい!
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イヌワシの生息地が失われないように。ライブ配信で届けたい! 2枚目
イヌワシの生息地が失われないように。ライブ配信で届けたい! 3枚目
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支援総額

7,109,000

目標金額 2,000,000円

支援者
538人
募集終了日
2023年9月15日

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2025年06月17日 00:23

第10回伊吹山イヌワシ観察会 報告

伊吹山文化資料館で、イヌワシ幼鳥の剥製と記念撮影

 

 

今回の観察会は前回と全く同じような天気になった。

雨は朝まででほぼ止んだが伊吹山は山麓まで霧に包まれている。朝からドライブウェイで上がるのは諦めて、伊吹山文化資料館へ。

 

伊吹山で巣立って1ヶ月も経たないうちに衰弱して拾われた後、死んでしまった幼鳥の剥製を見学。何回見ても素晴らしい生き生きとした剥製だ。

その横で流している僕が撮影した「伊吹山にイヌワシが舞う」という15分のビデオを、今回はみんなが揃って見た。ビデオには、剥製になった幼鳥が元気に飛び回っている時の姿が収録されている。

 

レクチャールームに移り、僕が係わった40年前のイヌワシや猛禽類の映画作りやテレビの番組作りについての話をした。自主制作映画「イヌワシ風の砦」とテレビ番組木曜スペシャル「我ら誇り高き鷲と鷹」だ。

現在とは比べ物にならないような機材や設備で、よくここまで撮影したものだといつも思う。当時のカメラマンのプロ魂の集大成だ。

木スペでは、僕はコーディネーターとして撮影対象の巣を探し、撮影場所を案内した。クマタカの巣は3カ月の間に8ペアの巣を探し、サシバは4月に渡来後すぐに幾つかの営巣地を見つけ、トビの巣は1日で15巣を発見した。

たくさんの巣があっても、相手の猛禽に警戒されることなく撮影ができる、地形に恵まれた巣場所はほんのわずかなのだ。

 

資料館での話を終えたが、伊吹山の天候は好転しただろうか?窓を開けて伊吹山の方向を見るが、霧に包まれて伊吹山は見えない。河川沿いの平野部へミサゴを観察に行くと伝えて、とりあえず昼食とした。

霧の中でも伊吹山へ上がりたいという意見もちらほら聞かれる。

バスに乗り込んで、皆さんの意見を聞く。ミサゴ観察希望が10人、伊吹山へは9人とほぼ半々だ。

バスから外を見ると空が少し明るくなって一部に青空が見える。伊吹山の霧も5合目以上に上がっている。最終判断を僕に委ねてもらった。わずかな時間でも観察地点から視界が利くようになればイヌワシが出てきてくれる可能性は高い。伊吹山へ向かうことに決定した。

 

先行したスタッフから観察地点は霧と猛烈な風の中だと連絡があり、視界が晴れるまでかろうじて視界がある5合目駐車場で観察することにした。

雨混じりの強風の中、間も無くクマタカが飛行するのを観察できた。

雨は上がったが7合目まで覆っている霧は晴れる気配はない。イワツバメとトビがここまで上がってきて飛び回っている。1頭の雌ジカが駐車場の近くに現れた。我々を気にすることなく徐々に近づいてくる。目の前まで来て悠々と草を食べている。ドライブウェイにいる人間は安全だと安心しきっている。

アオバトが飛行し、ホトトギスやキビタキ、サンショウクイが鳴いている。

しかし、観察地点の霧は晴れることはなかった。5合目からの観察は高標高部の霧に阻まれ、イヌワシを発見することはできなかった。

 

16時で観察は終了した。

イヌワシの発見はなかったが、クマタカの第一発見者である南さんに今回の「ファーストディスカバリー賞」が決定した。

賞品はアフリカからの「ホロホロチョウの羽毛がデザインされたコーヒーカップとソーサーのセット」でした。

 

 

次回観察会は713日です。

参加案内を今週中にアップします。

 

資料館の博物学者の高橋順之さんに今回も一言いただきました

 

40年前の映像の話

 

バスで伊吹山ドライブウェイを走る

 

5合目駐車場から観察

 

双眼鏡の使い方を説明する

 

近くに現れた雌のニホンジカ

 

シカと記念撮影

 

「ファーストディスカバリー賞」

 

リターン

1,000+システム利用料


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【リターン不要な方向け】応援コース | 1000円

・お礼のメール

申込数
47
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年5月

3,000+システム利用料


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【リターン不要な方向け】応援コース | 3000円

・お礼のメール

申込数
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