JAXA「宇宙をもっと身近に。」宇宙体験・交流コンテンツの充実化へ
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寄付総額

7,285,000

目標金額 5,000,000円

寄付者
429人
募集終了日
2022年9月26日

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2022年08月16日 16:52

こういう交流がしたい!(「はやぶさ2」プロジェクトメンバー)

左:臼井教授、中央:津田教授、右:藤本副所長

3名が1時間懇談した内容を、ここでサマリーしています。

 

オーストラリア(ウーメラ砂漠)で発見された小惑星探査機「はやぶさ2」再突入カプセルとパラシュート

 

今回、新しい交流方法の一つとして、普段はお見せすることのない施設見学に加えての、少人数での懇談機会を持つということを模索します。JAXA側としてはどういうことを期待させていただいているか、当日、懇談会に参加(予定)する「はやぶさ2」のリーダーだった津田さん、リュウグウから持ち帰った試料を取り扱うグループのリーダーである臼井さんに、当日の司会進行役(予定)である藤本(宇宙科学研究所 副所長)が聞きました。

 

藤本:どの施設を見学いただけるかは調整中ではありますが、ご期待に背くことはないように準備をしていきます。その意味で、衛星管制室やキュレーション(惑星物質試料受入れ)設備を見学いただくことになった場合、その場で是非とも紹介しておきたいエピソードはどういったものですか?

津田:「はやぶさ2」はスムーズ過ぎて映画にならないですね、と言われたことがあります。実は、そんなことは全然なくて、管制室ではいろいろなドラマが起きていました。リュウグウ到着直後の興奮でリュウグウ表面での座標決定方法について大騒ぎで議論したこと、リュウグウ表面が暗いことと大きく広がった平らな場所がないことをリュウグウ到着後に見出し、打上げ前の想定とは違うじゃあないか、これから計画のやり直しだ、いったいどうやったら着陸してサンプルを採取できるんだと、夜寝られないほど悩んだこと。2回のタッチダウンはもちろん、衝突実験運用当日もドキドキ、バクバク。そもそも、リュウグウ到着前の着陸リハーサルでも何十回と失敗が続いたのを、どうにかして突破してきました。これは、あまりお話してこなかったと思いますが、そこで生まれた団結が効いたと思います。なお、リハーサルでの苦労の証拠は今も壁に貼ってあるので、それをお見せすることができるかもしれませんね。

 

管制室でプロジェクト関係者と相談する津田教授(中央下)

 

臼井:「はやぶさ2」の帰還カプセルがオーストラリアからキュレーション(惑星物質試料受入れ)設備に届いた時、完璧なミッションだ、という評判になっていました。つまり、カプセル開封に失敗するわけはないよね、という想定になっていたわけです。でも、カプセル開封は、パスタソースの瓶を開けるような簡単な話ではないのです。実際、鍵となるネジ4本を緩めて取り除く作業を開始する際には、その段取りについて、入念なリハーサルをしてきたにも関わらず、あらためての大議論になりました。何かあったら臼井が責任を取る、ということで解決しましたが。キュレーション設備をご覧になりながらこういう話をお聞きになると、そうだよねと、すんなりご理解いただけると思います。

 

「はやぶさ2」帰還試料の回収容器(赤○が記事内で言及されている4本のネジ、ネジ穴)
「はやぶさ2」帰還試料の回収容器(赤○が記事内で言及されている4本のネジ、ネジ穴)

 

キュレーション設備における「はやぶさ2」帰還試料用クリーンチャンバ

 

藤本:企業のOB会で「はやぶさ2」の講演をすることがあるのですが、そこではチーム作り、マネージメントといった側面からの強い興味をいただきます。それこそ、フレンズの中には我々よりもそういう方面に強い方がいらっしゃるでしょうから、そういう議論もしたいですね。

 

いかがでしょうか。これまではお話しする機会がなかったディープな話を、少人数でフレンズの皆様を相手であれば、皆様からのご質問にお答えしつつ披露することができると考えています。より踏み込んだ交流から仲間を増やし、宇宙科学・探査にさらに本気になるモチヴェーションを高めていきたいと思います。

 


 

▼施設見学&研究者との座談会の

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