2024年4月1日から、名古屋空港を基地として、ドクタージェットの試験運航が正式決定いたしました

どこで生まれても、どこに住んでいても、地域では受けられない高度専門医療を必要とする重症な子どもを、ジェット機で高度専門医療施設、特にPICUに搬送するための試験運航事業を実施するための準備費用を募るためのクラウドファンディングに温かいご支援を賜り、こころより感謝申し上げます。お陰様で833人の支援者さまから、1537万1千円もの大切なご支援をいただきました。また、力強く、切実にドクタージェットの実現を願う声をいただき、導入への決意を新たにすることができました。

十分な費用はまだ集まっていませんが、各地の小児科医、集中治療医などの方々や、行政の方々、航空関係者さまなど、多くの方々のお力をお借りして2024年4月1日から、名古屋空港を基地として、ドクタージェットの試験運航が正式決定いたしました。ドクタージェットによる重症小児の搬送ができるのは、ひとえに、今回ご支援をいただいた皆さまの存在があったからこそでございます。心より、御礼申し上げます。

もちろん、今回のクラウドファンディングの目標金額に対して到達金額が物語るとおり、資金は依然として足りておりません。当初の想定では伊丹空港を基地として検討しておりましたが、資金的に名古屋空港へのシフトが必要となりました。しかし自己資金と合わせ、まずはドクタージェットを飛ばすというというスタートラインに立てることを、非常に嬉しく思います。

私たちの挑戦は、ようやくここからが本番です。4月1日以降、ひきつづき最新情報を更新してまいりますので、お見守りいただけますと幸いです。

何卒今後とも、よろしくお願いいたします。

特定非営利活動法人日本重症患者ジェット機ネットワーク

　　　　理事長　　　福嶌　教偉

E-Mail  n-fukushima@cs.kinran.ac.jp