【緊急支援第2弾】マルミミゾウの楽園を密猟者の手から護りたい!!
【緊急支援第2弾】マルミミゾウの楽園を密猟者の手から護りたい!! 2枚目
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寄付総額

3,575,000

目標金額 8,700,000円

寄付者
135人
募集終了日
2024年1月31日

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2024年01月09日 20:02

【ジャングルで暮らす】ゾウと共に熱帯地域に暮らす狩猟採集民バカ。彼らの円満の秘訣は不均等に分ける!?

みなさま、ページをご覧いただきありがとうございます! UAPACAA国際保全パートナーズでアシスタントをしております小山です。

 

今回は、『森の民』と呼ばれるこのプロジェクトの陰の主役であり、豊富な森の知識を持つ住民たちを紹介していきたいと思います。私は2022年の夏から1年間ほど、カメルーンに滞在しバカの夫婦の研究をしておりました。東部州の森でキャンプ生活をしながら芋を掘ったり蜂蜜採集をしたりと、ここではバカの日常をお伝えできればと思います。

 

〇狩猟採集民バカとは…?  

 その名の通り、熱帯雨林で狩猟採集をおこなって生活をしているエスニック・グループです。人口は3万~4万人と小規模でコンゴ盆地の西部一帯(コンゴ共和国、中央アフリカ共和国、カメルーン、ガボン)に分布しており、遊動的な生活を送りながら数百年前にプロジェクトサイトがあるカメルーン東南部に移ってきたと言われています。

 

キャッサバの新芽を摘んで茎と選り分け、夕飯の支度を手伝うバカのこどもたち ©︎ Yumi Koyama

〇他の民族と何が違うの…?

 集団内に特権的なリーダーを持たない平等主義社会だと言われます。他にも遺伝的な形質やユニークな社会構造、音楽文化など、プロジェクトサイトに住むバントゥー諸語を話す農耕民たちとの違いは沢山あります!なかでも一緒に暮らすメンバー全員に「食物分配」を行うことで有名です。

 

〇食物分配とは…?

 食物分配は世界中いたるところで行われています。バカをはじめとする狩猟採集社会ではこれが世帯内だけにとどまらず、同じキャンプ地に住むあらゆる世帯や親戚関係にある人々、訪問者全員を対象にしており、食べ物(冨)をある個人に集中させず人々にいきわたるようにすることで平等性の実現を支えています。狩猟に行った男性が獲った肉を分配する場合と、炊事を担う女性が毎日の食事を分配する場合とがありますが、女性によるシェアリングが日常的にみられます。

 

〇お母さんのしごと

 基本的にバカの家族は朝と夜の2回食事をとります。数時間にわたる調理を終え、配膳時になるとお腹を空かせた子供たちはそわそわしています。各家庭のお母さんたちは家じゅうの皿を引っ張り出してきて、または他の家から皿を借りてきて、自分の前に今日の夕飯が入った鉄鍋と不揃いな皿を一列に並べて、普段の朗らかで柔らかいまなざしから真剣な顔つきになって、鍋と皿を交互に見つめます。そうしながら料理が冷めないうちに、「これはA子の家に、これはB子の家に」といった具合に目の前の皿がどんどんご近所さんに運ばれて行くのです。これを他のお母さんも同様に行い、食事はいつも誰かのおすそ分けで構成されています。

 

森で採れたキノコを刻み、夕飯の支度をするバカのお母さん ©︎ Yumi Koyama

〇不均等にわけて釣り合う

 ところで分配された食事の量に注目してみると、具が多かったり、ソースが多かったり、現地でよく食べられる主食のプランテンバナナしかなかったりと微妙に違うのです。当たり前のことではありますが、平等に分けるとは言っても、年齢性別がバラバラな個人に全く同じものをあげるのでは十分ではありません。成長期の子供や身体の大きい人には多く、壮年や高齢の人には少なく、妊娠中の女性や体調の悪い人には野草を摘んできて薬をつくってあげる、お母さんたちはあの配膳する5分のあいだ、その日その人の身体に必要な食事量を考えて分配を行っているのです。

 

ところ変わってもお母さんは最強の分配者かもしれません。

 

国内では元旦から多くの出来事がありました。改めて、被災された皆さま、被害に遭われた皆さまに心よりお見舞い申し上げるとともに、これ以上、被害が広がらないよう一刻も早く救援が届くことをお祈りしております。

 

そして、連日被災地のニュースを見ていると、支援物資は届いているのにそれを分配する人がいない、そうかといってむやみに配給していいわけでもない、こういった状況に陥っている自治体が多いように思われます。こんな時バカのお母さんたちがいたら、誰がどの物資を一番必要としているのかを見極めて、過不足なく華麗に捌いてくれるだろうと想像したりします。

 

森で必要な分だけとって、必要な分だけみんなで分ける。プロジェクトサイトの周りには、動植物をとりすぎないで森と共存する人々がいます。

 

みなさまからのご協力を賜り、マルミミゾウをはじめとする野生動物の保護活動が継続されれば、エコツアー復興の芽も出てきます。それによって、野生動物だけでなく地域住民の生活も救われます。

 

クラウドファンディングの最終日が、月末に迫って参りました。日本から遠いアフリカの地ではありますが、長年、日本の皆さまに支えていただいてきた、コミュニティとジャングルと、野生動物たちでもあります。

 

皆さまからのご支援をよろしくお願いいたします。

ギフト

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NEW【野生動物を守る仲間!】密猟者を逃すな!!その1:衛星携帯電話通信・維持費支援コース

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・10,000円あれば、ロベケのジャングルで密猟の痕跡を見つけるなど緊急事態が発生した場合に、すぐに公園事務所に連絡が可能なスラーヤ等の衛星携帯電話、1カ月分の維持経費や通信費をカバーすることができます(日本で調達できるタイプが複数あるため、集まった資金規模によって機種、契約先などを最終決定します)。
・衛星携帯電話を5台提供できれば、公園事務所と6カ所のバイをローテーションで動物観察する4つのチームが直接交信できるようになり、緊急事態への対応が迅速化されます。

<ギフト>
◆ 活動報告メルマガ
1年間:不定期ではありますが、野生動物の保護活動の様子を今後も追っていただけるよう、UAPACAA会員様に配信しているメルマガをお送りします
◆ 寄附領収書(2024年3月のREADYFORからの入金を確認後、2024年4月末までにお送りする予定です)

※ こちらから寄附領収書以外のギフトなしの「全力応援コース」もお選びいただけます!

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在庫数
14
発送完了予定月
2025年2月

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【野生動物を守る仲間!】密着フォローコース

【野生動物を守る仲間!】密着フォローコース

【円安の急激な進行のため、昨年より経費が大幅に値上がりしています…】現在、ポン・カッセのガードポストに詰めている4人1組のチームは、見回りやゴリラ観察路調査をしながら、30日間ジャングルにこもっています。12,000円あれば、彼ら4人の1日分の派遣費用をまかなうことができます。

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