折り返し点を過ぎました

目標の79％を超えました。残り16日間です。たくさんの皆様のご支援をいただき、本当にありがとうございます。もうひと頑張りです。

さてルクレツィアというオペラについてもう少しご紹介いたします。

このオペラの特徴はLa Voce（声）という語り手が場面転換や話を進め、その中で各登場人物が演技をするという形で成り立っています。ギリシャ悲劇におけるコロスと俳優のような関係、あるいは歌舞伎なども似ているかもしれません。登場人物はルクレツィア、その父親のスプリオ・ルクレツィオ、ルクレツィアの夫のコッラティノ、スプリオ・ルクレツィオの友人のヴァレリオ、そしてルクレツィアのメイドのヴェニリアとセルヴィア、そして王の息子タルクィニオ、タルクィニオの二人の兄ティトとアルンテ、王の甥のブルート、その他黙役が何人かあります。ネタバレになるといけないので詳しくは言えませんが、これらの登場人物の中で誰が悪くて、誰が最後に信頼できる人なのか、その辺のドラマの仕立ても面白いと思います。

是非そのようなドラマを皆さんに楽しんでいただきたいと思います。