福島県裏磐梯の秘境で、商用電力を使わない青空音楽会を開催！

 

世界一自然な音楽会を目指して

 

こんにちは。このイベントのためにクラウドファンディングをするのは、もう3度目になるでしょうか。吉村愛と申します。私の住む裏磐梯は、美しい自然に満ち溢れています。何度離れても戻ってきたくなる自慢の故郷です。

私はそんな魅力溢れる裏磐梯で、世界一自然な野外音楽イベント「MUSIC BUNCH」を企画しています！

 

第一回「MUSIC BUNCH」はこちら！　第二回「MUSIC BUNCH」はこちら！

 

このイベントでは、現代では当たり前になってしまっている商用電力を使わず、太陽光発電をメインに裏磐梯の自然にとてもよく似合う生音の音楽を響かせ、何より自分たちが楽しみながら裏磐梯を少しでも盛り上げられたらという希望を込めています。

 

このイベントをまた参加費無料で開催するためにも、どうか皆様のお力をお貸しください。よろしくお願いいたします。

 

 

 

福島を元気にする音楽の力を

ここで、私が日頃から抱いている3つの想いを改めて伝えたいと思います。以前もお話したので、「もう知ってるよ」という方は読み飛ばしてください。この3つの思いを実現するために、私はMUSIC BUNCHの開催に向けて立ち上がったのです。

 

1.「裏磐梯に、福島に活気を取り戻したい」

 

最近、過疎化や少子化という言葉が私の周りで日常的に聞こえるようになりました。「うちの子は麓の小学校に通わせたい」なんて声も聞こえてきます。友達が沢山いる方が、きっと楽しいでしょうもの。子供のために、氷の張った早朝の雪道を送り迎えすることも厭わず。凄いなあと思う反面、やはり淋しい気持ちになります。

そんな裏磐梯に活気を取り戻すために、堅苦しい話し合いの場を設けるのではなく、皆が楽しみながら参加でき、それでいて老いも若きも垣根を作らず、互いの繋がりを実感し、共有し合える音楽会を目指しています。
 

2.「音楽の根っこや自然体であることの素晴らしさを、沢山の人と分かち合いたい」

 

ワーキングホリデーでアイルランドに滞在した際に触れたパブセッションや、開店待ちのパブの玄関先や公園、ストリートに広がるのびのびとした音楽。視線を合わせ、呼吸を感じられる距離から耳に突き抜ける飾らない音。痛快な音。胸を惹かれる音。シンプルなのに、こんなにも魅了され、勇気付けられるものかと感動したのです。

これほど力のあるものが何故、日本では引っ込んでしまっているんだろうとびっくりしました。これが裏磐梯の大自然の中へ響いたなら、と考えると夢が広がります。
 

3.「コンセントの先を考える」

震災後、沢山の人と出会いました。中でも私の住んでいたAkabekoという宿泊施設に一時避難していた浪江町や大熊町の方々の話がきっかけとなり、少しずつですが自分の生活を見直せるようにもなりました。

 

現代社会では当たり前になってしまっている「これをするときはあれを使わなければいけない」という固定観念に疑問を持ち、それらをひっくり返し、自分ができることを一つ一つ見つけられたら、そんな人がたくさん増えたら、百年後の世界は変わってくれるかもしれない。そんなメッセージを込めて。

 

 

 

裏磐梯の世界一美味しい空気の中で

 

昨年、一昨年と続けてきたMUSIC BUNCH。それをきっかけに出会いや気づき、たくさんの気持ちが芽生えてきました。それはありがたいことに、イベントの中だけに留まらず成長していっているようです。中には、生音生歌のアンプラグドライブを定期的に開催してしてくださる方もいました。

 

ここで知り合った方同士がお互いのライブに呼び合ったり、別のステージで共演することもあります。また、このイベントに出店していたお店が、イベントに出演していたアーティストを呼んで、インストアライブを行ったりもしています。

 

今年は、これまで以上に沢山の方々に素敵な音楽と自然に触れていただき、会場に流れる裏磐梯の世界一美味しい空気を吸い込んでいただきたいです。