教育の先にある自立

今回は孤児院での教育とその先について書いていきたいと思います。

 

 

ここでまず、みなさんに質問があります。

「孤児院の支援と言われると何を思い浮かべますか？」

 

多くの方が

食料や文房具などの物資支援を想像されると思います。

 

実際に多くの物資支援は必要とされていますし、多くの方からご支援をいただいている状況です。

 

正直なところ、物資支援もまだ充足していないというところが現状です。

 

ですが、足りないのは物資だけではありません。

その物資を「自分たちだけで手に入れる」という自立支援も不足している状態です。

 

ただ、物資を受け取る。

それだけでは、彼らが彼ら自身の力で孤児院を運営していくことはできないのです。

いつまで彼らは支援に頼るだけの生活をしていかなければならないのでしょうか。

 

ですが、彼らにはそういったことを学ぶ機会が少なく、活かすこともままなりません。

 

そこで彼らに必要なのが「教育」です。

学び、それを活かし、孤児院へ還元し、自立した仕組み作りをする。

それが彼らにとってとても重要な意味を持ち、必要なこととなるのです。

 

ですが、教育を満足に受けられない環境下にある彼らにはその「自立をする」というチャンスに恵まれることは他の人たちより少ないという現状があります。

 

そこでそのチャンスを作り出してあげるという支援方法が必要となってきます。

 

今回のプロジェクトでは孤児を日本に連れていきます。

「稼ぐということ」

「その中で学ぶこと」

「収益が運営費となっていくこと」

「自分たちで孤児院を運営していくということ」

それが孤児院への支援となっていくのです。

 

 

先進国は日本以外にも多く存在します。

 

それでも日本を選んだのは孤児院に多くの日本人がボランティアで訪れてきたことが関係しています。

彼らは日本人ボランティアを通じ、「人の暖かさ」を知りました。

 

そんな日本に将来恩返しがしたい。

 

そういった気持ちの中で日本語を学び、日本への渡航というプロジェクトとなったのです。

 

寄付金の募集は4月27日までです。

皆様のご協力のほど、よろしくお願いいたします！