美味しい素材の廃棄

農園での食品ロス問題は何十年も前から存在し、不出来な作物を加工し

他の製品に加工するのが生産者の間では主流になりつつある。

しかし、本業の傍らで生産物の加工は量が少なく大量に不出来な素材が出来てしまうとそのほとんどは廃棄するという。しかも、その加工品も売れ残る事の

方が多い。

食品ロスを本当の意味で少なくするには料理での消費。

いつもの野菜を不出来な野菜に置き換えたり、不出来な野菜を使った方が味が美味しいメニューを開発していく事が今後大切になってくるのだと思う。

ギリギリまで熟れた野菜、ひしゃげて細胞壁が破壊された野菜の方がスパイスが

染みやすく、煮込む時間が短縮される為料理に割く労働時間が削減される。

私がやろうとしているスパイスカレー以外にもこのような料理があるので

こういった料理や調理方法がもっと着目されればいいなと思う。