
支援総額
目標金額 3,000,000円
- 支援者
- 223人
- 募集終了日
- 2023年3月24日
【近況報告】デナリのその後
今日は僕たちが下山した後のデナリについてご報告します。登山中に出会った人たちも関わっていて面白いので、よろしければ、ご覧ください。最後にはサービスショットもご用意しています。
最近の近況としては、私事の極みですが、第一子が誕生しました。

暁輝と書いて「あき」くんです。
名前に込めた想いを語り始めれば「4時間」は余裕で越えちゃいますが、
山に登る方なら、山で日が昇った時の、あの鮮烈な輝き、綺麗さ、暖かさ、有り難さのようなものはご存知ですよね! そんなイメージです。
小学校入学前に富士山、高校入学前にキリマンジャロに一緒に登ろうな〜と言ったら
こんな顔をされてしまいました。

変顔ですね〜親バカですね〜
一緒に山に登ることに関してはしばらく様子を見ようと思います。
さて本題!
今回僕たちはシーズン前にデナリを登ってきたわけですが、まだシーズンが続いているので、下山後も情報収集しています。デナリ国立公園オフィシャルのブログ「Denali Dispatches」は詳細な情報が上がっていて、かなり面白いです。ご興味ある方はぜひチェックしてみてください!
https://www.nps.gov/dena/blogs/mountainblog.htm
同ウェブサイトによると、6月30日付の最新の統計では
今シーズンの登頂率(Summit Percentage)は30%。
デナリから既に帰ってきた人のうち、605人のクライマーたちは山頂に到達することなく、下山しなければならなかったようです。仮にシーズン終盤の今まだ山中にいる人たち全員が山頂に達することができても登頂率は40%未満。険しい山ですね。

時たまあがってくるレポートを読んでいると、どうやら天候の条件も今シーズンはあまり良くなかったようです。
また、レスキューの様子も克明に報告があがっています。
日本人の方が16リッジと呼ばれる場所で300メートル滑落してしまったり(その後無事救助)、僕たちが山にいる間も、Mooth's Toothと呼ばれる場所でクライマー2人が滑落して行方不明になったり...凍傷、肺水腫、脳浮腫、滑落による怪我、疲れによる行動不能、など様々な理由によってレスキューされた情報が書かれています。

改めて険しい山に行っていたんだという実感が強まるとともに、低い登頂率の中山頂に到達できたこと、そして何より安全に下山できたことに感謝しています。
フランス隊無事「下山」
山での出会いの中で最も印象に残っているのが、フランス隊です。
ヨーロッパアルピニズムの中心地であるシャモニから来た4人組でした。

彼らとはハイキャンプと呼ばれる5200m地点の最終アタックキャンプで出会いました。僕の誕生日5月11日に訪れた贈り物。彼らの計画はなんと!「デナリに登頂した後、ベースキャンプまで下山し、氷河上を歩いて川まで辿り着き、パックラフト(ゴムボート)でアンカレッジまで下山する」という、『SUMMIT TO SEA』だったのです!
彼らはデナリ北側のワンダーレイクと呼ばれる湖を出発し、ピーターズ氷河を通ってデナリ山中へ。
海から旅を続け南側から登って来た僕たちとハイキャンプで「交差」したのでした。

その後僕たちは山頂を目指し、彼らは、僕らが登頂した次の日5月13日にデナリ登頂。
そのままオリエンタルエクスプレスと呼ばれるルートからスキー滑走。そしてベースキャンプに入ったのち、アラスカ三山の一つであるフォーレーカーを登る計画でしたが、登れず、そのまま氷河上を移動して川から「下山」。遠征49日目にして海に到着したようです。
僕たちは遠征49日目に山頂に到着したので、これも奇遇ですね。
ひかりくんの言葉を借りれば、「いいとこ取りしない(Pureの和訳)」泥臭い遠征をしたもの同士、一瞬でわかりあうことができました!
彼らも僕たちの遠征をクールだね。と言ってくれたのが嬉しかったです!

ベースキャンプで再開した時にみんなで撮った写真。
遠征中のお気に入りの写真のうちの一つです。
左から2番目の彼は、Helias。ヒマラヤのビッグマウンテンにも登っているプロフェッショナルです。
ZABARDASTというクールなスキー山行をまとめたYOUTUBE動画があるのですが、なんとそこにも登場していることが先日わかりました。
残りのメンバーであるクリス、オーレリエン、アレックス含め、みんなとにかく明るかったのが印象的です。
「核心」の一つであるはずのパックラフトも
「練習は数日しかしてないけど、ここはそんな激しくないから「ハイウェイ」みたいなもんだよ!」
と明るく笑っていました!!
そして、先程の写真と共になぜか送られてきた、僕たちが写っていない写真。

「Sorry, guys(ごめんね〜)」
というメッセージ付きの写真は、どうやら
山中で女の子たちと交流して、楽しかったよ〜
という自慢をしたいがためだけに送られてきたようでした。
小気味なフレンチジョークにジャパニーズジョークで返しましたが、ここでは書けな省略します。
ARE YOU SURE ?
デナリに関するとある記事を読んでいた時のこと。
「THE ONLY WAY TO GET TO DENALI IS BY BUSH PLANES」
(デナリに行く唯一の方法は、エアタクシーによるフライトだけだ)
とのキャプションが。

ARE YOU SURE ?(本当かい?)とドヤ顔をしてしまいました。
海から氷河末端を通ってデナリにアプローチしたこと、至福の冒険だったなあと今振り返ってみても思います。

アラスカ最長の氷河(=「カヒルトナ氷河」)を末端から源頭まで全て移動しつつ、北米最大の山に登る。遠征の過程を振り返ると、頂上到達の瞬間だけでなく、アラスカの大きなスケールにピッタリのスケール感ある遠征をできたなあと静かな充足感が湧いてきます。
関連して最後に
写真整理をしていたら、大悟さんのはだけた写真が出てきました。
まさにその氷河末端に到着したての頃。
マイナス10度近くでも、日が出るとソリの重さに汗が吹き出ました。
サービスショットをどうぞ!

リターンであるプロジェクトTシャツが完成したという一報を受けましたので、次回はそのことについてご報告したいと思っています。
お楽しみに!
吉田智輝 2023年7月2日 Tシャツ姿で汗ばみながら
リターン
3,000円+システム利用料

ステッカー&WEB体験報告会
感謝の気持ちを込めて、
■プロジェクトオリジナルステッカー
をお届けします。
さらに
■WEBでの体験報告会
にご招待します。
(開催は6月初旬。平日と休日の夜一回ずつを予定。限定リンクを共有します)
※お届けは2023年6月中を予定しております。
- 申込数
- 72
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年6月
10,000円+システム利用料

デナリ遠征オリジナルTシャツ
3,000円のリターン内容に加え、
■プロジェクトオリジナルTシャツ
をお届けします。
デナリ遠征のオリジナルデザインの速乾性コットンタッチポリエステルTシャツ。
サスティナブルブランドBRINGがサンプルとしてデッドストックになっていたTシャツを再利用することでサスティナブルに復活させました。
速乾性のポリエステル100%素材で着心地もいいので、街でも山でも大活躍します! https://bring.org/
(※本プロジェクトTシャツは再生原料を使用しておりません)
※お届け:2023年7月中を予定しております。
※Tシャツの色:ホワイト・ブラック・ネイビーの中からこちらにお任せいただきますこと、予めご了承ください。
※サイズの目安:下記リンク「サイズ」をご参照ください(デザイン・寸法は実製品と若干異なる場合があります。)https://bring.org/collections/products/products/t-shirt
- 申込数
- 124
- 在庫数
- 76
- 発送完了予定月
- 2023年7月
3,000円+システム利用料

ステッカー&WEB体験報告会
感謝の気持ちを込めて、
■プロジェクトオリジナルステッカー
をお届けします。
さらに
■WEBでの体験報告会
にご招待します。
(開催は6月初旬。平日と休日の夜一回ずつを予定。限定リンクを共有します)
※お届けは2023年6月中を予定しております。
- 申込数
- 72
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年6月
10,000円+システム利用料

デナリ遠征オリジナルTシャツ
3,000円のリターン内容に加え、
■プロジェクトオリジナルTシャツ
をお届けします。
デナリ遠征のオリジナルデザインの速乾性コットンタッチポリエステルTシャツ。
サスティナブルブランドBRINGがサンプルとしてデッドストックになっていたTシャツを再利用することでサスティナブルに復活させました。
速乾性のポリエステル100%素材で着心地もいいので、街でも山でも大活躍します! https://bring.org/
(※本プロジェクトTシャツは再生原料を使用しておりません)
※お届け:2023年7月中を予定しております。
※Tシャツの色:ホワイト・ブラック・ネイビーの中からこちらにお任せいただきますこと、予めご了承ください。
※サイズの目安:下記リンク「サイズ」をご参照ください(デザイン・寸法は実製品と若干異なる場合があります。)https://bring.org/collections/products/products/t-shirt
- 申込数
- 124
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- 76
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- 2023年7月

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