泰緬鉄道について　その１：泰緬鉄道とは何ですか？

「泰」とはタイのことです。名古屋市に「日泰寺」（にったいじ）というお寺があります。明治時代にタイ国王が仏舎利（ぶっしゃり＝お釈迦様の遺骨）を日本に贈った際に、両国の名前をとったお寺＝日泰寺を名古屋に建て、仏舎利を収めました。
「緬」とはビルマ、今のミャンマーのことです。何故か「ミャンマー」のほうが「緬」と書けそうですね。
つまり、「泰緬鉄道」とは、タイとビルマを結ぶ鉄道です。事実、この鉄道の正式名称は「泰緬連接鉄道」と言いました。1943年10月から1945年の末まで、2年間だけ使われた鉄道でした。

現在、タイとミャンマーを結ぶ道路はあるものの、鉄道は通っていません。
ウィキペディアに、一通りの情報は掲載されています。