看護部メッセージリレー　　⑫ 森の5番地

小児がんと診断され長期入院を余儀なくされた男の子。ある日、アイビーが男の子のもとへやってきました。アイビーと男の子が楽しそうに遊ぶ様子を見たとき、張り詰めていた空気が一変し、面会中の両親に初めて笑顔が見られました。

「生まれて初めて触れた犬がアイビーです。最初はびっくりしていましたが、だんだんとアイビーに触れて仲良くなっていく息子を見て癒されていました。」と母親は語っています。

ファシリティドッグであるアイビーは、入院している子どもたちだけでなく、家族にも大きなパワーをもたらしてくれます。看護師が児に寄り添うのとは違った形で介入してくれます。

ファシリティドッグを待っている子どもたちはたくさんいます。一人でも多くの入院する子どもと家族に笑顔をもたらしてほしいです。