看護部メッセージリレー　⑲丘の2番地

こころの病気を抱えた子ども達は、見えない病が故に、残念ながら学校や地域などの社会から理解されずにつらい思いをしてきたお子さんもいます。そんな色んな体験から心を閉ざしてしまっていたり、発達特性からうまく自分の気持ちを人に伝えられなかったりするお子さんもいます。

しかし、子ども達は日々一生懸命頑張って入院治療をしています。そんな中、子ども達もアイビーに会えることはとても楽しみにしています。先日ファシリティドッグの訓練犬が来た時には、入院後に初めて笑顔を見せてくれた患者さん、触ることを楽しみに苦手な順番待ちができた患者さんの姿を見ることができました。

ファシリティドッグには私達看護師では引き出せない患者さんの姿を引き出す不思議な力があります。子ども達はもちろんファシリティドッグ２チーム目が導入されることを楽しみにしていますが、私達看護師もファシリティドッグが導入されたらどんな風に子ども達と関われるか、看護介入とのコラボの効果をとても期待しています。皆さま、ご支援ありがとうございました。