【クラファンスタート】銚子電気鉄道デハ1002号(営団地下鉄2040号)を絶対に見捨てない。

いよいよクラファンがスタートしました。
銚子電気鉄道デハ1002号(営団地下鉄2040号)を保存するために頑張ってまいります。

このプロジェクトのお話を頂いた日、現車を前に前途多難なプロジェクトになることが窺い知れましたが、それと同時に私にとって馴染み深い渋谷はもちろん、銀座・上野・浅草といった東京を代表する街を駆け抜けた生き証人を、このまま失って良いのだろうかという思いが、私の中にはありました。

当初は車体を切断して輸送するという計画でしたが、ある日銚子電鉄さんの仲ノ町駅に打ち合わせに行った折「1002号、今朝も走ったんだよ」というお話を聞きました。

「稼働状態にある最後の銀座線旧型車(オレンジ色の電車)かとも思いますので、極力1両そのままで搬出させて頂きたい。」
私がそうお返事をするのに、そう時間はかかりませんでした。

そうは言っても現実的に、そのような方法が可能なのかは難しい調整が必要でした。
銚子電気鉄道さんはもちろん、輸送会社さん、積込・取卸作業をお願いした会社さん、そして協力頂いた皆様には、車両の状態や狭い敷地など満足とは言えない環境の中、大変なご尽力を頂いております。この場を借りて御礼申し上げます。

今回のプロジェクトは、このように銚子電気鉄道をはじめとするたくさんの方々のお力添えでスタートした、今日の首都圏では異例となる鉄道会社様から鉄道保存団体への譲渡計画プロジェクトです。
だからこそ絶対に失敗してはいけないという強い決意です。

プロジェクトにあたり用意させて頂いた多彩な返礼品に関してもたくさんの方々にご協力を頂いて、準備させて頂いた物ばかりです。

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おかげさまで60万円以上のご支援を1日で頂いております。本当にありがとうございます。
ただ、現実的に、700万円という目標はとても高く険しい目標であることも事実です。

ですが、どんなに暗いトンネルでも皆様と共に走った先に、一筋の光があるのであれば、決して諦めてはいけないとの強い覚悟で、今回クラウドファンディングへの挑戦を決意しました。

まずは700万円の第一目標を目指し、どうか、あの日、暗闇の中に輝いていた非常灯のように、皆様のあたたかいご支援や拡散をお願いいたします。